今回は10月6日に導入されるパチンコ新台の「導入前評価」を、総合点によるランキング形式で紹介したいと思います。
■対象機種
「Pスーパー海物語IN沖縄6」(三洋)
「eとある科学の超電磁砲 PHASE NEXT」(オレンジ)
「eガールズ&パンツァー 最終章」(平和)
「e ベルセルク無双 第2章」(ニューギン)
「e聖戦士ダンバイン ZEROSONIC」(サミー)
1位(↑)「eガールズ&パンツァー 最終章」(平和)
総合76点(73)
演出88点(78)・スペック65点(65)・出玉性能78点(72)・ゲーム性69点(68)・ファン満足度79点(83)
■ポジティブな意見
・原作ファンにはたまらない作り込みでキャラクターの魅力が満載。カスタマイズ機能も好評
・初当りが軽い
・LTに突入すれば、現行機トップクラスの爆発的な出玉が期待できる
・「当て勝つ革命」が手に汗握る展開を生む
■ネガティブな意見
・LTににたどり着くまでのハードルが非常に高い
・初当りの多くが少ない出玉で終わり、そこからさらに厳しい関門を突破する必要がある
・勝負が極端で、安定して遊びたい人には全く向かない
・ゲーム性が複雑で分かりにくく、パチンコ初心者には優しくない
・一部演出の長さや信頼度の裏切りがストレス。原作を知らない層には冗長に感じられる
▼編集部コメント
導入後に導入前の評価を上回って、導入前5位から1位に大幅ジャンプアップ。超ハイリスク・ハイリターンな仕様だが、LT性能だけでなく「当て勝つ革命」など手に汗握る展開が面白いと評価。作り込みについては原作ファンからの評価は高いものの、その荒さから評価は真っ二つに分かれぎみ。1位だが、幅広い層にウケるというよりは、原作が大好きで「大勝ちか大負けか」という極端な勝負を楽しめる人向けの台と言えるか。「当てさえすれば勝つんです!」をぜひホールで体感したい。
2位(↓)「e聖戦士ダンバイン ZEROSONIC」(サミー)
総合74点(93)
演出65点(90)・スペック92点(98)・出玉性能88点(95)・ゲーム性55点(88)・ファン満足度70点(92)
■ポジティブ意見
・LT性能がとにかく凄い
・継続率約92%で、一撃数万発も狙える圧倒的な出玉性能
・LT中のゲーム性は「非常に楽しい」と絶賛されている
・初当りが約1/199と軽く、下位RUSH中に当たれば50%でLTに突入するため現実的にLTを目指せる
・残保留でのLT突入仕様が「優秀」
■ネガティブ意見
・下位RUSHの短さ(ST30回)やRUSH非突入時の厳しさが不満
・LTに到達するまでのゲーム性が単調で「つまらない」「耐えられない」という声が多数
・役物や図柄のデザインが「ダサい」「期待外れ」と感じる人が多い
・スペックが甘いためか「全然回らない」という不満が噴出している
▼編集部コメント
導入前は総合93点と圧倒的な点数で1位を獲得したが、点数が高すぎただけに導入後はさすがに数字を落とした。総じてLTにさえ入れば最高に面白いが、そこまでが非常に退屈という点で、ユーザーの意見が「神台」と「クソ台」に真っ二つに分かれている。本機はLTの爆発力に特化した「一点突破型」の設計で、スペックと出玉は魅力的だが、通常時の退屈さとホール側の厳しい運用が満足度を下げている。成功には最低限の釘調整が必要となりそうか…?
3位(↓)「Pスーパー海物語IN沖縄6」(三洋)
総合68点(89)
演出55点(85)・スペック85点(95)・出玉性能40点(92)・ゲーム性60点(89)・ファン満足度70点(80)
■ポジティブ意見
・最近の勝ち負けが激しい台と違い、昔ながらの分かりやすい「確変ループタイプ」で安心して遊べる
・通常大当りでも必ず時短100回と1500個の出玉が保証されるので、大負けしにくい
・イヤホンジャックが革命的と絶賛されている
・通常時はテンポよく進み、リーチも頻繁にかかり飽きずに楽しめる
・新キャラクターや「先魚群カスタム」などの新要素が新鮮で好評
・「ジンベェタイム」の潜在能力が評価
■ネガティブ意見
・弱いリーチであっさり当たる一方、期待大の激アツリーチが頻繁に外れ、パチンコ本来のドキドキ感が失われている
・時短中に玉がものすごく減る
・新しい筐体なのに、スマートフォンを置くスペースがないという点に不満が出ている
・過剰な萌え要素が年配層に不評
▼編集部コメント
遊びやすいスペックや革新的なイヤホンジャックは素晴らしいと評価されているが、演出バランスと時短中の玉減りという致命的な欠点が、その魅力を台無しにしていると評価されている。時短中の玉減りは致命的だが、年配層向けのコンテンツを考えればそこまで気にする人は少ないか。なおイヤホンジャックについては使用率が相当低いようだ。
4位(↓)「eとある科学の超電磁砲 PHASE NEXT」(オレンジ)
総合62点(82)
演出65点(85)・スペック55点(70)・出玉性能75点(95)・ゲーム性50点(80)・ファン満足度65点(80)
■ポジティブな意見
・初当りは引きやすい
・一撃の破壊力がすごい
・新規オリジナル楽曲が搭載されているなど、ファンには嬉しい新要素がある
・新しいカスタム機能の評価が高く、特に「祝福先バレ」モードが人気
■ネガティブな意見
・ラッキートリガーへの道が険しすぎる
・LTに入れないと、300個程度の出玉を繰り返すだけの苦しい展開
・演出が前作からの使い回しが多く、新鮮味がないと批判
・面白い新演出は、ほとんど体験できないLT中に集中している
・スペックが他機種の真似で独創性がない
▼編集部コメント
LTの爆発力は魅力的だが、過酷な突入条件と通常時の単調さ、演出の使い回しが評価を下げている。コンテンツの力で初期稼働は高いが、ライトユーザーや長期支持を得るのは難しく、人気は限定的なものとなりそう。「作品が好きでなければ耐えられない」という意見が多いが、コンテンツファンからも手抜きに感じる部分があるとファンからの失望も招いている。
5位(↓)「e ベルセルク無双 第2章」(ニューギン)
総合36点(78)
演出55点(82)・スペック35点(87)・出玉性能40点(78)・ゲーム性30点(75)・ファン満足度20点(70)
■ポジティブ意見
・大当りの約75%で3000個の出玉がもらえ、LTに入れば4500個からスタートできる点は魅力的
・「先ベヘリット」は、「気持ちいい」「中毒性がある」と好評
・ハードルは高いものの、LTに到達できれば全ての大当りが3000個となり爆発力はある
・原作のまだアニメ化されていなかった部分の映像が新たに追加された点は、ファンから評価
■ネガティブ意見スペック
・ 下位RUSHの突破率50%や重い確率(1/195.1)がストレスフル
・単発・2連で終わるケースが多すぎる
・通常時が単調、下位RUSHは苦痛、LTも単調で興奮不足
・「先ベヘリット」以外の演出は信頼度が低く、原作の重厚な世界観をぶち壊すような電子音なども酷評
▼編集部コメント
初回出玉や新規映像の魅力はあるものの、過酷なゲームフロー、単調な演出、前作ファンの期待を裏切ったことにより、低評価に落ち着いた。特に前作が「神台」と呼ばれた理由である「小当りRUSH」という最大の特徴を完全に無くしてしまったことで、多くのファンから「これはベルセルク無双ではない」と見なされている。前作が良かっただけに、後継機のハードルが上がってしまったか。前作の評判が良いほど、ハードルが上がるだけに後継機作りは難しい。
※「AIレビュー」とは、その機種におけるネット上の評価・コメントを拾い集めて点数化したもの。ポジティブな声が多ければ点数は高くなり、逆にネガティブな声が多ければ低くなる傾向になっています。あくまでも忖度無しのユーザーの声が点数に反映されますから、「点数が高い=ユーザーの評判が良い」「点数が低い=ユーザーの評判が悪い」と思ってください。「演出」「スペック」「出玉性能」「ゲーム性」「ファン満足度」の各5項目100点満点で採点し、最終的に総合点も100点満点で採点しています。
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