点数推移
■導入後(2025年4月28日時点)
総合42点
演出35点・スペック25点・出玉性能45点・ゲーム性30点・ファン満足度55点
■導入前(2025年4月17日時点)
総合80点
演出82点・スペック88点・出玉性能73点・ゲーム性78点・ファン満足度89点
総括
ユーザー評価は、全体として混合的から否定的な傾向が強く、特にスペックとLT機能、そして筐体に対する不満が評価を大きく左右している。本機は、「ライトミドルスペックによる遊びやすさ」と「複雑だが高リターンのLT機能」を組み合わせるという意欲的な設計思想を持つが、その実行段階において多くのユーザーが「LTへの到達があまりにも困難である」と感じ、スペックの複雑さが「確率詐欺」といった深刻な不信感を生んでいる。理論上のポテンシャルとユーザーが実際に体験する現実との間に大きなギャップが存在し、これが低い総合評価に繋がっている。特に、筐体の騒音と振動の問題は、本来であれば回避可能であったかもしれない致命的な欠陥であり、遊技体験全体、とりわけ原作ファンにとって重要な音楽要素の享受を著しく損なっている。これは、IPの魅力を活かす上での大きな障害となっている。
結論として、『Pゾンビランドサガ』は、原作IPという強力な魅力を持ちながらも、LTへのアクセスの厳しさ、スペックへの不信感、そして深刻な筐体の問題点といった複数の欠陥により、そのポテンシャルを十分に発揮できていない。これらの問題を許容できる熱心なファン、あるいは幸運にもLTの恩恵を体験できた一部のユーザーを除き、広範な支持を得ることは困難である可能性が高いだろう。
※評価は4月28日時点
+ ポジティブなポイント(展開する)
■演出
- 原作アニメのキャラクターデザイン、楽曲、声優の演技は高く評価されている
- 全体的に演出が良いと評価する意見もある
- カスタム機能の一つ「先バレLIVEカスタム」が注目されており、特定のモードへの関心が高いことがうかがえる
- 「一発告知(GoGoカスタム)」はシンプルで信頼できるという意見がある
■スペック
- 初当たり確率 約1/159は、ライトミドルとして「遊びやすい」と捉えられている。一部では「甘デジ」に近い感覚で評価されている
- スペックが「甘い」と感じるユーザーも存在する
- ライトな初当たり確率とLTによる一撃性を組み合わせたスペックコンセプト自体は、ポテンシャルを評価する声もある
■出玉性能
- LT「七福ヘドバンRUSH」は継続率約89.4%かつ全て10Rであり、高い出玉性能が評価されている
- ベースとなる「サガRUSH」の継続率も約76%なのは評価されている
- 右打ち中の消化スピードが速いと感じる意見もある
■ゲーム性
- 全体的に「結構遊べる」「面白い」、特にLT中のゲーム性が面白いという声がある
- 基本的なゲームフローはシンプルで分かりやすいという評価
- LT突入時にSTタイプからループタイプへゲーム性が変化する点は、特徴として認識されている
■ファン満足度
- 原作アニメのキャラクター、楽曲、声優が忠実に再現されている点が高く評価されている
- 開発者が原作をリスペクトしていると感じるファンもいる
- IP自体の人気は高く、パチンコ化への期待や関心が見られる
+ ネガティブなポイント(展開する)
■演出
- 「やかましいバイブ」、特にLT発動時は「騒音機」と化すと揶揄されるなど、筐体の騒音と振動に対する圧倒的な不満がある
- 音量調整が困難で、最小設定でも大きすぎるとの声が多い。これがBGMや楽曲を楽しむ上での大きな障害となっており、特に音楽を楽しみたいファンからの不満が強い
- 部ユーザーは、全体的な演出が平凡、あるいは印象に残らないと感じている
- カスタム機能の信頼性への疑問。特に「先読みチャンスカスタム」を設定しても、信頼度80%にも関わらずリーチにすら発展しないケースが報告されており、期待を裏切られたとの不満がある
- 右打ちRUSH中の過度な「煽り」演出が非常に不快で、つまらないと感じる原因になっている
■スペック
- 通常時からのRUSH突入率50%について、なぜもっと優遇されなかったのかという疑問の声がある
- 1/199クラスの機種と比較し、1/159というスペックが体感的に大きな差をもたらさず、LTの複雑さなどのデメリットに見合わないのではないかという意見がある
- スペックがマイルドであるが故に、ホール側が極端な釘調整を行い、結果的に全く回らない状態になっているという懸念が示されている
■出玉性能
- 「LTどころかLTチャンスすら引けない」「LTまでの道のりがしんどい」といった、LTへの到達が極めて困難であることが最も主要な不満点として挙げられている
- LTへの中間段階である「サガRUSH LTチャンス」は、不要なハードルであると感じられている
- LT非突入時の出玉性能は、不安定または物足りないと感じられている
- 全体的な出玉性能が低いと評価する声もある
■ゲーム性
- 筐体の騒音や振動がゲームプレイを台無しにしている
- 右打ちRUSH中の過度でフラストレーションの溜まる「煽り」演出が、ゲーム性を損なっている
- 演出の選択肢(モードなど)が少ないという不満がある
■ファン満足度
- パチンコ化された本作に失望している、あるいは(比較対象として)スロット版の方が良かったと感じている意見がある
- 原作を知らないと楽しめないのではないか、という指摘がある
機種概要
メーカー名 |
サミー |
大当り確率 |
通常時:約1/159.8
サガRUSH/サガRUSH Ltチャンス中:約1/71.4(※1)
七福ヘドバンRUSH中:約1/36.6(※1) |
RUSHトータル突入率 |
50% |
ST回数 |
90回or1万回 |
RUSH継続率 |
約76%(※2)or約89.4%(※3) |
賞球/カウント |
1&6&3&15&1/9Cor10c |
出玉 |
3R(405個)or4R(約405個)or10R(約1215個)/td> |
導入日 |
2025年4月21日 |
検索 |
google機種検索 |
機種概要 |
本機最大の特徴は、RUSHモードを昇格させるほど10R比率が上がる業界初のRUSHシステム。RUSH開始時に移行する「サガRUSH」は90回継続、継続率約76%のSTで10R比率は約60%。10R時の約1/3で上位の「サガRUSH LTチャンス」へ突入する。「サガRUSH LTチャンス」は90回継続、継続率約76%のSTと「サガRUSH」同様だが、10R比率が約80%に上昇している。10R時の約1/2でLT「七福ヘドバンRUSH」へ突入する。LT「七福ヘドバンRUSH」突入で、RUSHタイプはこれまでのSTからループタイプへ変化。継続率は約89.4%で、消化中の大当りはオール10Rに。LT到達時の平均期待獲得出玉は約15074個となっている。/td>
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公式サイト
+ 大当り振分
■通常時
3R+サガRUSH:50% 3R:50%
■サガRUSH
10R:約60% 4R:約20% リスタート:約20%
■サガRUSH LTチャンス
10R:約80% リスタート:約20%
■七福ヘドバンRUSH
10R:100%
※1:大当りと図柄揃い小当りの合算
※2:継続率は残保留込み
※3:LT継続振り分け(約87.8%)+残保留4個(約12.8%)での引き戻し確率の合算
※出玉は払い出し
※残保留からの当選を除く
※10R…右打ち中に特図2の大当り(約1/159.8)に当選した場合は9R(1215個)となる
※RUSH突入率・RUSH継続率ともにV通過が条件
※コンプリート機能搭載
PV
©ゾンビランドサガ製作委員会
©ゾンビランドサガ リベンジ製作委員会
©Sammy