点数推移
■導入後(2025年7月10日時点)
総合72点
演出80点・スペック78点・出玉性能65点・ゲーム性85点・ファン満足度62点
■導入前(2025年6月30日時点)
総合84点
演出75点・スペック88点・出玉性能90点・ゲーム性92点・ファン満足度70点
総括
「復活希望No.1」とメーカー自ら称するほどの強固なファンベースを持つ『アレックス』シリーズの正統後継機。シリーズファンからの評価は上々で、「アレックス」らしさがしっかりと継承されており期待を裏切らないデキであると高評価だ。
しかし「ボーナス確率の重さ」と「コイン持ちの悪さ」によって投資がかさみやすいという不満も多い。シリーズファン以外からは、3枚役(羽・羽・鳥)の成立を常に意識しなければいけないゲーム性もストレスだと感じる人も多く、参入障壁の高さにも繋がっている。新たに追加された「クラックチャンス」も評価が分かれるポイントで、一部のユーザーからは好意的な意見があるものの、特にシリーズファンからは伝統的なゲームフローを妨げる不要で邪魔な要素と見なしている。
ただ、シリーズ機としては特にファンにとって満足度が高いと評価されており、本機の質の高さは一部のファンにユニバーサル(A PROJECT)が高品質で奥深いノーマルタイプを開発する能力を持っていることを再認識させ、「ハナビ」のような他のクラシックシリーズをスマスロ形式で復活させてほしいという期待の声にも繋がっている。
+ ポジティブなポイント
- 設定1でも完全攻略時の出玉率が100.2%と甘い
- BIG1回の獲得枚数が350枚以上と大きいにも関わらず、BIG確率は1/300前後、ボーナス合成確率は1/149.6~1/179.6の範囲に収まっている。
- 50枚あたりのベースは約35.1Gと、ノーマルタイプとしては標準的なコイン持ちを確保している。
- 1回のBIGで最低でも約350枚、平均では368枚の獲得が見込め、同じBT機である『LBニューパルサー』や『LBうまい棒』といった機種と比較しても明確な優位点であり、プレイヤーに強い満足感を与える要素となっている。
- BIG中のJAC IN待機状態から、10%という絶妙な確率で「BrighTループ」に突入。これに成功すると、再び小役ゲームがスタートし、獲得枚数は500枚を超えることも。この「10%の壁」を乗り越えられるか否かという緊張感が、単調になりがちなボーナス消化に最高のスパイスを加えている。
- コイン単価は設定1で2.5円と、スマスロとしては非常にマイルドな数値に設計されている。
- シリーズの代名詞とも言える「予告音」「消灯」「フラッシュ」の組み合わせによる演出は、今作でも健在である。予告音なしでブドウを否定、3消灯で小役orボーナスといった伝統的な法則はそのまま継承されており、往年のファンは過去作と同じ感覚で向き合うことができる。
- 通常時の新たなアクセントとして、リプレイやチェリーの一部で発生する新演出「クラックチャンス」が搭載された。筐体に現れるタマゴの種類によってボーナス期待度を示唆するというゲーム性は、単調になりがちな通常時に新たなドキドキ感をもたらす要素として期待されている。
+ ネガティブなポイント
- 設定が1, 2, 5, 6の4段階構成であり、中間にあたる設定3, 4が存在しない。
- 一部のユーザーからは「コイン持ちかボーナスの枚数をもう少し減らしてボーナス確率を軽くしてほしかった」という意見も挙がっている。
- 「BrighTループ」は確かに魅力的だが、その突入率は10%と決して高くはない。
- BIG、REGともに枚数アップのための技術介入要素が存在し、目押しをミスすれば当然獲得枚数は減少する。特にREG中に最大枚数103枚を獲得するための14枚役取得手順には、左リール下段へのビタ押しが要求され、初心者にとっては高いハードル。
- 本機における最大の論点が、「滑りコマ表示機能」の有無である。コアファンから搭載を熱望する声が上がっていた「滑りコマ表示機能」は、本機ではおそらく搭載されていない。
- シンプルなゲーム性を志向する一方で搭載されたミニ液晶は、やや中途半端な印象を与える可能性がある。「強チャンス演出」などで使用されるとのことだが 、ファンからは、リールへの集中を妨げる不要な要素と見なされるリスクがある。
機種概要
メーカー名 |
ユニバーサルブロス |
仕様 |
ノーマル・BT・スマスロ |
BB確率 |
1/309.1(設定1)~1/287.4(設定6) |
RB確率 |
1/428.3(設定1)~1/312.1(設定6) |
ボーナス合算確率 |
1/179.6(設定1)~1/149.6(設定6) |
出玉率(完全攻略時) |
100.2%(設定1)~108.3%(設定6) |
BB獲得枚数 |
BB:約350枚+α
RB:最大103枚 |
ベース |
35.1G/50枚 |
導入日 |
2025年7月7日 |
機種概要 |
復活希望NO.1タイトルとしてユーザーから愛される「アレックス」シリーズの最新作が、同社初のBT搭載機・A PROJECT初のスマスロで登場。注目のBT性能は、1回のBBで約350枚+αの獲得が可能となっている。「アレックス」シリーズらしい出目・制御・演出における奥深さが健在なのはもちろん、リーチ目コレクションに周回要素が追加されるなど、これまで以上のやり込み要素も加わっている。 |
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PV
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