点数推移
■導入後(2025年4月28日時点)
総合43点
演出55点・スペック35点・出玉性能40点・ゲーム性45点・ファン満足度42点
■導入前(2025年4月15日時点)
総合68点
演出70点・スペック65点・出玉性能65点・ゲーム性60点・ファン満足度70点
総括
特定層(主に初代ファン)からの熱狂的な支持が存在する一方で、それを大きく上回る量の否定的意見が広範なユーザーから寄せられている。
主なポジティブ要因としては、初代『吉宗』の再現性の高さ、特にBIGボーナスの711枚獲得仕様や1G連の期待感、そして「裏鷹狩り」モード突入時の爆発的な出玉への期待感が挙げられる。これらは、特に4号機時代を知るプレイヤーにとって強い魅力となっている。しかし、これらのポジティブな点を打ち消すほどのネガティブな意見が多数存在する。最も深刻なのは、スペックに対する不信感、特にBIG:REG比率が公表値(約6:4)とかけ離れており、実際にはREGに極端に偏るという報告が後を絶たない点である。さらに、通常時のゲーム性が「虚無」「単調」と酷評されており、多くのプレイヤーが苦痛を感じている様子がうかがえる。出玉性能の極端な波の荒さ、特に負ける際の厳しさも指摘されており、「ハイリスク・ローリターン」と感じるユーザーが多い 。
これらの要因が複合し、ファン満足度は著しく二極化している。一部の初代ファンは満足しているものの、多くのユーザーは強い不満を表明しており、「二度と打たない」「クソ台」といった厳しい言葉も散見される。結果として、ノスタルジーという強みだけではカバーしきれない、ゲームバランスやプレイヤー体験における根本的な問題を抱えていると判断され、総合評価は低い水準に留まった。
本機は、その厳しいスペックとゲーム性を「吉宗らしさ」として受け入れることができる、コアな初代ファン層には一定期間支持される可能性がある。しかし、オンライン上の評価で多数を占める強い否定的意見は、新規プレイヤーやライトユーザー、さらには初代ファン以外の層が本機を敬遠する大きな要因となるだろう。特に、通常時の単調さやREG偏りによるストレスは、リピート遊技を阻害する可能性が高い。長期的な稼働を維持するためには、このコアなファン層の支持だけでは不十分であり、導入初期の話題性が薄れた後、稼働が急速に低下するリスクをはらんでいる 。現状の評価を見る限り、市場で広く受け入れられ、長期的なヒット機種となる可能性は低いだろう。
※評価は4月28日時点
+ ポジティブなポイント
■演出
- 初代『吉宗』の演出が見事に再現されており、ノスタルジーを感じさせる。特に姫BIGのBGMは感動を呼んでいる
- 現代の機種と比較して演出がシンプルであることを好意的に捉える声もある
- 一部ユーザーは演出バランスが良いと感じている
■スペック
- 初代と比較して天井ゲーム数が低く(約999G)なっており、手を出しやすいと感じられている
- BIGボーナスの獲得枚数(約711枚)が多い点は魅力的
- 一部ではスペックが「甘い」と評価され、モードB狙いなどで勝機を見出す意見も
■出玉性能
- 1G連や天国ループによるBIG連打は非常にエキサイティングで興奮する
- 「裏鷹狩り」モードは期待枚数約3600枚と非常に強力で、万枚達成の報告もあり、本機の最大の魅力の一つとなっている
- 超BIGボーナスは1G連期待度が約95%と高く、連チャンの起爆剤となり得る
■ゲーム性
- 初代『吉宗』のゲーム性が忠実に再現されており、当時の感覚で楽しめる
- 1G連のシステムは、発生時の興奮度が高い
- ゲーム性のシンプルさを、当時を知るプレイヤーは肯定的に評価している
■ファン満足度
- 初代(4号機)『吉宗』のファンからは、忠実なリメイクとして非常に高い満足度が得られている。「これぞ吉宗」と評価する声が多い
- 初代以来最高の『吉宗』、あるいは今年のNo.1機種になるかもしれない、といった称賛の声もある
- 一部のファンは、ハマリやバケ連といった厳しい側面も「それが吉宗」として受け入れ、楽しんでいる
+ ネガティブなポイント
■演出
- 通常時の演出が「虚無」「退屈」「単調」「地獄」と評され、何も起こらない時間が長いとの批判が多い 。リゼロ2の反省が生かされていないとの指摘も
- ガセ前兆や無意味な煽り演出が多すぎるとの不満
- 現代の機種と比較して演出が古臭い、つまらないと感じる意見
■スペック
- 公表されているBIG:REG比率(約6:4)が全く信用されておらず、実際にはREGに極端に偏る(「バケ地獄」「バケ8連」)という報告が大多数を占める。体感では3:7や2:8に近いと感じられている
- 天井到達後のREG当選(天井REG)は精神的ダメージが大きく、「絶望感半端ない」と評され、最大の不満点の一つとなっている
- スペック全体が非常に厳しく、「裏鷹狩り」のような特定のレアな状態に到達しないと勝てない、または不利な状況(冷遇)に陥ると感じる意見が多い
■出玉性能
- 極端な下振れが報告されており、期待値を大きく下回る結果や長い負けが続くことが多いと感じられている
- 頻繁に出現するREGボーナスがBIGで得た出玉を大きく削り、特に天国ループ中のREG連は厳しい
- 1G連(期待度約20%)や「裏鷹狩り」といった大量出玉のトリガーを引くこと自体が非常に難しいと感じられている
■ゲーム性
- 通常時のゲームプレイが極めて単調で退屈、「虚無」「暇」「地獄」と酷評されている。レア役を引いても何も起こらない、空気であると感じられている
- ゲームの流れが、単に天井到達を待つか、特定のゲーム数ゾーンを消化するだけになりがち(「天井ゲー」)
- 長時間の遊技や負けが続くと、ゲームが単なる「作業」のように感じられる
■ファン満足度
- 極めて強い不満やフラストレーションが表明されており、汚い言葉で罵った痛烈な批判が多数見られる
- 「二度と打たない」「一生打つ事は無い」といった、遊技拒否の強い意思表示が頻繁に見られる
- スペックの不公平感やゲーム性の単調さからくる不満が、低い満足度に直結している
機種概要
メーカー名 |
サボハニ |
仕様 |
AT・スマスロ |
AT純増 |
約7.11枚 |
導入日 |
2025年4月21日 |
検索 |
google機種検索 |
機種概要 |
純増7.11枚のBBはナビに従うだけで711枚が獲得可能となっており、BB中に7が揃えばBB1G連濃厚となる他、「純ハズレ」「Jacゲーム中の俵8連」などの1G連契機も初代を踏襲している。なおBB中は「吉宗」「爺」「姫」とおなじみの3つの演出モードから選択可能となっている。BBには1G連期待度約95%の「超BB」も搭載しており、BB1G連2回達成で突入する本機最強上位モード「裏鷹狩り」も搭載している。「裏鷹狩り」中は大当りが全てとなり、当り続けるたび同モードがループ、「裏鷹狩り」終了後も天国モード移行と、初代「吉宗」に引けを取らない出玉性能も有しているようだ。 |
公式サイト
関連記事
全国トップ台数は大阪の『グランキコーナ堺店』!スマスロ「吉宗」の設置台数を調べてみた
711枚×1G連の興奮再び!スマスロ新台「吉宗」が発表
PV
©DAITO GIKEN,INC.