パチンコ店も遊技機メーカーも苦しい、コメの流通同様に構造的問題なのか【我市場的瑣末主義】

閉店イメージ

あと2、3年で今の6,000店から半分の3,000店になるだろう、と総会の挨拶であるホールオーナーが言った。これからもっと閉店が増える、と。理由のいちばんに挙げたのが高すぎる機械代。このままではやっていけない、と。

もちろん高いのはメーカーも自覚している。ところがそれでメーカーが潤っているわけでもない。販売台数は下がり続けかつての10分の1しか売れないメーカーもある。数百台しか売れない台も。メーカーも売れずに困っているのだ。

高すぎるコメの価格を今の半分程度の5キロ2,000円台にする、と政府。そんな価格ではとてもやっていけない、と農家から声が上がる。高いコメを買わされる消費者も、少しも潤わないコメ農家も不満だらけ。誰もうまい汁を吸っているわけではない。いやいるのか。それがJA農協など一連の既得権益層か。

パチンコ業界の場合はどこに利が滞っているのか。お客も店もメーカーもみな苦しい。関連業者も。あるいはそれは表向きで本当は儲かっているのか。かつての利幅はないがそれでも各階層ごとに利を積み重ねれば莫大な金額になり、最後そのすべてを負担するファンが背負いきれずに離れていく…。コメの流通同様、構造的問題なのか。

※本コラムは「日刊遊技情報」より抜粋

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