福岡のパチンコ店に韓国・中国の旅行者が増えたのはここ最近の話ではない【我市場的瑣末主義】

パチンコホールイメージ

昨年の出生数は70万人を割り過去最少を記録、少子化は政府推計より15年早く進行し、出生率は西は高く東が低い「西高東低」の傾向がある、と6月5日の新聞に。国内市場だけで商売している業界にとっては、人口減がそのまま顧客減につながる。

一方で急増する外国人旅行者を取り込むインバウンド戦略は業界にとっても魅力的。「ただ、うまくいっていると言われる福岡でも実際に潤っているのは中心部の5店舗程度」と地元ホール関係者。

福岡のパチンコ店に韓国・中国の旅行者が増えたのはここ最近の話ではない。10年以上前から韓国旅行社が企画するパチンコツアーはあり、毎週来日するヘビーユーザーもいた。それが次第に無視できない顧客層に成長し、博多駅前の店では常時20~30%を占めるほどにまで成長したのだ。

特に、低迷気味の4パチを下支えしてくれるお客としていまではなくてはならない重要な顧客になっている。もちろん通常貸しパチスロも。「福岡では韓国人の経営する民泊も増えていてそうしたところに長期滞在してパチンコを打つお客さんが少なからずいます」と。

少なくともブームでいきなりインバウンド客が増えたわけではない。少しずつ増やしていくしかないのは日本人客も同じ。

※本コラムは「日刊遊技情報」より抜粋

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