4月末時点におけるスロットの経営グループ別資産価値額【パチンコ経営企業分析】

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前回、4月末時点におけるパチンコの経営グループ別資産価値額を見ていったので、今回はスロットにおける経営グループ別の資産価値額を見ていく。

まず、改めてスロット全体における直近半年間の資産価値額推移を見ていくとこの通り。

スロット資産価値額
2024/11 2024/12 2025/1 2025/2 2025/3 2025/4
資産価値額 255,953 246,592 282,087 302,262 274,512 268,615
前月差 ▲32,501 ▲9,361 +35,495 +20,175 ▲27,750 ▲5,897

これを踏まえて、4月末時点のスロットにおける経営グループ別の資産価値額はこの通り。

4月末時点におけるグループ別スロット資産価値
グループ名 資産価値額 3月末 3月末順位
ビーコムグループ 466,161 476,142 2
中原商事グループ 455,054 443,315 4
安田屋グループ 438,000 477,006 1
宣翔物産グループ 436,709 461,417 3
大國技研グループ 431,523 428,264 6

※対象はスロットを5店舗以上運営している経営グループ
※グループ資産価値額上位20位までのグループはこちらに掲載中
※またそれ以外全店のデータの閲覧を希望される場合はお問い合わせフォームよりご連絡ください

このように、4月末時点において資産価値額が最も高かった経営グループは「SKIP」の屋号で店舗展開している「ビーコムグループ」であった。

また、スロット全体の資産価値額は3月末と比較すると減少していたものの、上位に入った経営グループの資産価値額を見ていくと、3月末より上昇しているところも見られた。

ちなみに直近の集計における資産価値額はこのようになる。

直近週におけるグループ別スロット資産価値
グループ名 資産価値額 4月末 4月末順位
ビーコムグループ 487,326 466,161 1
安田屋グループ 477,377 438,000 3
中原商事グループ 470,880 455,054 2
宣翔物産グループ 453,615 436,709 3
チアエンタープライズグループ 451,035 424,827 6

※対象はスロットを5店舗以上運営している経営グループ

このように、直近週の集計においても「ビーコムグループ」の資産価値額が最も高かった。

また、スロット全体の資産価値額も4月末と比較すると上昇傾向にあるので、5位以内に入って全ての経営グループの資産価値額は4月末より上昇していた。

スロットの取引市場を見ると、200万円以上で取り引きされている「L 東京喰種」を筆頭に、100万円以上の高額取引機種が多い。現在、スロットの資産価値額は上昇傾向にあるが、次回集計時にはどのようになるのだろうか。

[文・構成/情報島編集部]

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