閉店する店も買収される店も母体は中小ホールが中心だったが、そうした店の吸収合併や淘汰もひと段落したのか、最近耳にするのは10店以上経営する中堅以上のホール企業同士のM&A。そのまま官報に載ることもあれば流れるケースも。
売買の店の規模も7~800台以上の店が増え、10~20店のグループ全体の案件が出てきた、と積極的にM&Aを仕掛けているあるチェーン店社長が言った。店が淘汰される時代から次は会社や事業部門が丸ごと淘汰される時代に移ってきた、と。「店を買うのと会社を買うのとはまったく違う。プレイヤーも限られる。いよいよ大手ホールの寡占化の時代になってきた」。
これまでもチェーン店同士の大型吸収合併はあった。合併後、不採算店の整理を進めつつ既存店の建て直しに成功している例も多い。大雑把に言うなら、買収された店の稼働や業績がいきなり急上昇するマジックがあるわけもなく、いい店は相変わらずよく難しい店は難しいままか閉店に至る。
問題は会社がどう変わったか。「財務面はよくわからないが会社の組織体制は相当変わり、人材のまぜこぜが良い効果を生んでいる」と買収に熱心なあるチェーン店営業責任者が言った。さらに寡占化は進む。
※本コラムは「日刊遊技情報」より抜粋