トップは喜久家グループ、パチンコのグループ別資産価値額(2025年2月末時点)【パチンコ経営企業分析】

今回は、2月末時点のパチンコにおける経営グループ別の資産価値額を見ていく。

まず、パチンコ全体における直近半年間の資産価値額推移を見ていくと下表の通りとなる。

パチンコ資産価値額
2024/9 2024/10 2024/11 2024/12 2025/1 2025/2
資産価値額 115,726 124,619 136,848 125,815 147,706 140,648
前月差 ▲21,485 +8,893 +12,229 ▲11,033 +21,891 ▲7,058

これを踏まえて、2月末時点でパチンコにおける経営グループ別の資産価値額はこの通り。

2月末時点におけるグループ別パチンコ資産価値
グループ名 資産価値額 前月 前月順位
喜久家グループ 321,364 340,286 1
中原商事グループ 304,354 304,892 2
安田屋グループ 272,855 279,951 3
西原物産グループ 264,122 275,749 4
カクタグループ 261,024 272,247 5

※対象は5店舗以上運営している経営グループ
※グループ資産価値額上位20位までのグループはこちらに掲載中
※またそれ以外全店のデータの閲覧を希望される場合はお問い合わせフォームよりご連絡ください

このように、2月末時点における資産価値額上位グループは、順位も全て1月末と同一であった。

ただし、2月末のパチンコ全体の資産価値額は1月末より下がっていたことから、上表にのっているグループも1月末より減少していた。

ちなみに直近の集計における資産価値額はこのようになる。

直近週におけるグループ別パチンコ資産価値
グループ名 資産価値額 2月末 2月末順位
中原商事グループ 313,870 304,354 2
喜久家グループ 302,950 321,364 1
安田屋グループ 254,694 272,855 3
カクタグループ 249,399 264,122 4
西原物産グループ 235,963 261,024 5

※対象は5店舗以上運営している経営グループ

このように、直近週の集計時点でもパチンコの資産価値額上位5グループの顔触れは一緒であった。

しかしながら、最も資産価値額が高かったのは、長らくその座を維持していた「喜久家グループ」から、「中原商事グループ」に変わった。

パチンコにおいて中古取引額が最も高い「eぱちんこ押忍!番長 漢の頂」は、少しずつだがその取引額は減少している。さて、この先の資産価値額はどのように推移していくのだろうか。

[文・構成/情報島編集部]

おすすめ記事

スロットイメージ 1

現時点で全国にパチスロ専門店は318店舗が営業中だ。ホールの総数は6,288店舗なので割合はほぼ5%。コロナ禍以降だけでも小規模店を中心に同形態のホールが332店舗閉店したことで、この数は5年間で半減 ...

ボーダーがコミコンで新台「パチスロなめ猫」を参考展示 2

パチスロメーカーのボーダーは、5月2日から4日までの3日間、大阪市住之江区のインテックス大阪で開催された「大阪コミックコンベンション」内の「なめ猫ショップ」にて同社のパチスロ新台「パチスロなめ猫」を参 ...

パチンコホールイメージ 3

前回店舗数推移を見ていったので、今回は台数推移を見ていきたい。 早速、2023年以降の月次台数推移をパチンコ・スロット別に見ていく。 パチンコ台数推移 年月 パチンコ全体 パチンコ通常 台数 前月差 ...

-パチンコ経営企業分析
-,