点数推移
■導入後(2025年4月28日時点)
総合54点
演出65点・スペック40点・出玉性能55点・ゲーム性50点・ファン満足度60点
■導入前(2025年4月15日時点)
総合58点
演出60点・スペック45点・出玉性能70点・ゲーム性55点・ファン満足度60点
総括
導入初期におけるオンラインユーザー評価は、総じて「賛否両論」であり評価は大きく二極化している。本機は、人気IP『東京喰種』をその演出面に巧みに取り込み、ファン層の関心を集めることに成功している点は評価できる。特に、RUSH突入時の「ALL3000個以上」という出玉性能は、高い期待感を抱かせる要素となっている。
しかしながら、そのポテンシャルを体験するためのハードルは極めて高い。1/399.9という大当たり確率、約51%のRUSH突入率、そして特に批判の多い75%というRUSH継続率は、多くのユーザーにとって過酷なスペックと受け止められている。これが、極端な出玉の波乱性と結びつき、少数の大勝者を生む一方で、多数のプレイヤーがRUSH非突入や駆け抜けによるフラストレーションと金銭的損失を経験している。演出面では、「喰MAXハンド落下」や「先バレ」といった特徴的な要素が評価を二分し、ゲーム性に関してもRUSH中の単調さや通常時の作業感が指摘されるなど、コアとなるパチンコ体験に対する不満が根強い。
結論として、『e東京喰種』は、原作ファンを引きつける力と一撃の爆発力を持つ一方で、その厳しいスペックと波乱の大きいゲーム性から、幅広い層に受け入れられるには課題が多い機種と言える。市場での成否は、この特異なリスク・リターン構造を求めるニッチなプレイヤー層をどれだけ引きつけ、維持できるかにかかっているだろう。原作IPの魅力だけでは、長期的な稼働を支えるには不十分である可能性が示唆されている。
※評価は4月28日時点
+ ポジティブなポイント(展開する)
■演出
- アニメの名シーンや世界観が忠実に再現されている
- 「喰MAXハンド落下」のようなインパクトの強いギミックが一部ユーザーには刺激的と受け止められている
- 特定のカスタムモードや演出(リゼ襲来、月山絶叫など)が興奮を呼ぶと評価されている
■スペック
- 高リスクな1/399のLT機の中で、RUSH突入後の「ALL3000個以上」という払い出し構造が、ある種の「安定性」を提供すると捉える向きもある
■出玉性能
- 一度のRUSHで大量出玉を獲得できる可能性が、ユーザー報告(例:2万発、6万発、8万発弱)によって示されている
- 一部ユーザーは肯定的な結果を報告したり、ポテンシャルを感じている
- 3%で6000個獲得の可能性がある点は、一部ユーザーにとってさらなる興奮要素となっている
■ゲーム性
- 全体的な遊技体験が楽しい、または興味深いと感じるユーザーがいる
- 展開のスピード感が良いと感じる場合がある
- 複数のRUSHモード(リゼ襲来、月山絶叫など)が多様性を提供している
- 「ALL3000個以上」という高リスク・高リターンのRUSHの緊張感が、一部のプレイヤーには魅力的
■ファン満足度
- 「コンテンツ強い」「東京喰種めっちゃ好き」といった、原作IP自体への強い愛着や評価がある
- 一部のファンは、ファンであるという理由から、機種の欠点を見過ごして楽しんでいる可能性もある
- 大当たり(特に大勝)体験が、ファンの満足度をさらに高める可能性がある
+ ネガティブなポイント(展開する)
■演出
- 「喰MAXハンド落下」が突然で驚き、不快感を与える、または『リング』の貞子役物との類似性を指摘する声も
- 「先バレ」(先読み役物落下カスタム)は期待感を生む一方で、頻繁なガセ演出がストレスとなり、特に信頼度40%設定での不満が多い
- RUSH中の演出が単調、退屈、または当落判定がつまらないと感じるユーザーがいる
- 特定の演出の使い回しが多い、あるいはバリエーションが少ないと感じる意見がある
- 明確な予告なしに突然当たる演出(サプライズ的な当たり)が多く、これを好まないユーザーがいる
■スペック
- 通常時の大当たり確率1/399.9は重いと広く認識されている
- 約50-51%というRUSH突入率は大きな障壁であり、RUSH到達前に多額の投資を強いられることへの不満が多い
- 約75%というRUSH継続率は、LT機としては低すぎると広範な批判を受けている。特に、高い初期投資とRUSH中の高出玉を考慮すると、この継続率は見合わないとされる
- 『からくりサーカス』や『ダンまち』といった競合機との比較において、スペック面で劣ると評価されることが多い
- より軽く、打ちやすいスペックを望む声があった
■出玉性能
- 75%という継続率が出玉性能のポテンシャルを損なっていると見なされており、まとまった出玉を獲得する前にRUSHが終了してしまうことが多い
- RUSHに突入できない、または継続させられないことによる、多額の金銭的損失が報告されている
- 初当たり時の「喰種チャージ」が多いことに失望感を感じるユーザーが多い
■ゲーム性
- RUSH中の展開が単調、退屈との評価がある
- ゲームプレイが、次の告知(先バレ、手落下)を待つだけの受動的なものに感じられることがある
- RUSH中の大当たり確率(約1/95.3)が低いため、130回転が長く、大当たり間の時間が長く感じられることがある
- 長時間の遊技にも関わらず、大当たりや意味のある進展がないことへのフラストレーション
■ファン満足度
- 厳しいスペックと波乱の大きいゲーム性が悪い結果につながった場合、IPが不適切に扱われている、あるいは利用されていると感じフラストレーションを抱くファンもいる
- この機種の難易度を許容できるのは熱心なファンだけだろう、という意見
- IPの人気や質によって設定された高い期待に、機種が応えられていない失望感
機種概要
メーカー名 |
ビスティ |
大当り確率 |
通常時:約1/399.9(チャージ確率約1/399.9・合算確率:約1/199.9)
右打ち時:約1/95.3 |
RUSH突入率 |
約51% |
RUSH継続率 |
約75% |
ST回数 |
130回 |
賞球/カウント |
1&1&5&1&15/10c |
出玉 |
300個or1500個or3000個or6000個 |
導入日 |
2025年4月21日 |
検索 |
google機種検索 |
機種概要 |
「HYPER喰種RUSH」はST130回、継続率75%。消化中の大当りはオール3000個以上となっており、最大6000個獲得の可能性がある。大当り中は「亜門突破チャレンジ」「一発告知チャレンジ」2つのゲーム性から選択可能で、いずれも成功でLT発動となり「HYPER喰種RUSH」へと突入する。なお300個獲得可能の「喰種チャージ」の一部でもRUSH突入の可能性がある。 |
公式サイト
+ 大当り振分
■特図1
約1500個+ST130回:約50% 約300個+ST130回:約1% 約1500個+通常:約49%
■特図2
6000個+ST130回:約3% 3000個+ST130回:約97%
※出玉は払い出し
※大当りはV入賞に限る
※液晶の指示に従わなかった場合、本来の性能で遊技できない事があります
※ST=時短
※3000個=1500個×2 6000個=1500個×4
※コンプリート機能搭載機
PV
