5月19日のパチスロ新台入替でもっともユーザーに評価された機種は⁉【新台AIレビュー】

2025年5月19日導入新台

新機種についてネット上の評価を拾い集め点数化した「AIレビュー」についてのコラムをお届けします。

「AIレビュー」とは、その機種におけるネット上の評価・コメントを拾い集めて点数化したもの。ポジティブな声が多ければ点数は高くなり、逆にネガティブな声が多ければ低くなる傾向になっています。あくまでも忖度無しのユーザーの声が点数に反映されますから、「点数が高い=ユーザーの評判が良い」「点数が低い=ユーザーの評判が悪い」と思ってください。

「演出」「スペック」「出玉性能」「ゲーム性」「ファン満足度」の各5項目100点満点で採点し、最終的に総合点も100点満点で採点しています。打つ前の指針になるかなと思っています。

今回は5月19日より導入が開始された新台を「導入前評価」の総合点によるランキング形式で紹介したいと思います。今回はパチンコ2機種、パチスロ2機種が対象となっています。

AIレビューの点数や詳細なポジティブ・ネガティブ意見は新台ページからも確認できますので、ぜひ見てください。

新台情報・AI評価

パチンコ

1位(↑) ~回るヘソワイド~Pファンキードクター 7200ループver.(マルホン)

AI評価データ

総合71点(71)
演出73点(73)・スペック65点(68)・出玉性能75点(75)・ゲーム性70点(70)・ファン満足度70点(70)

導入前評価からスペック面での評価が若干下がっただけと、ほぼ導入前の評価を維持している。
RUSHにさえ突入すれば、一度に約7200個という大きな出玉、さらには「おかわりチャンス」によるループという多大な恩恵が期待できるものの、初当りからRUSHに突入する割合は約6%とハードルは極めて高い。ハイリスク・ハイリターンな特性の機種ではあるが、その辺りの特性を認識しているユーザーが現状は多いため評価も極端に下がっていない。
今後は「回るヘソワイド」という特徴が、遊びやすいと、この手のゲーム性を好む層だけでなく幅広いユーザーを獲得できれば、さらなる幅広い層に人気を得る可能性もありそうだ。

2位(↓) 〜回るヘソワイド〜 Pファンキードクター 11000ver.(マルホン)

AI評価データ

総合65点(73)
演出73点(65)・スペック60点(75)・出玉性能65点(82)・ゲーム性68点(78)・ファン満足度62点(68)

初当りと出玉のバランスで見ると大きな差は無いが、スペックと出玉面を比べて「7200ループver.」の方により魅力を感じるユーザーが多いようだ。「回るヘソワイド」という特徴で、一発台ながら従来の同タイプの機械よりも遊びやすさを感じるユーザーも多くいるようだが、現状は広範な支持を得られておらず需要は限定的となっている。当って出玉を消化して終わりではなく、「7200ループver.」の「おかわり」のように、さらなる夢を見られるタイプの方がよりユーザーを引き付けているようだ。

パチスロ

1位(→) 花笠(ネット)

AI評価データ

総合72点(58)
演出78点(50)・スペック85点(65)・出玉性能65点(75)・ゲーム性70点(60)・ファン満足度60点(45)

肯定的な意見は、特にスペック面に偏っている。通常時499G、リセット後は最大199G+αという低い天井ゲーム数は多くのユーザーに好意的に受け止められており、「激甘スロット」との声も聞かれる。また「クラッシュフリーズ」による一撃での大量出玉獲得への期待感も非常に高く、その爆発力は一部のユーザーを強く惹きつけている。
しかしながら、これらのポジティブな要素を打ち消すほどのネガティブな意見も多数存在。最も顕著なのは「出玉スピードの遅さ」で、ボーナス中の逆押し遊技は1G連獲得の期待感を持たせる一方で消化時間を長引かせ、結果として時間効率の悪さを招いているとの指摘が後を絶たない。これは、特に時間に制約のあるプレイヤーにとっては大きなマイナスポイントとなる。さらに、通常時のゲーム性が単調であるとの意見や、吸い込みの激しさに対する懸念も散見される。
これらの状況を総合的に勘案すると、一部のプレイヤーには刺さる尖った魅力を持つものの、万人に受け入れられる機種とは言い難い。高いリスクとリターン、そしてプレイヤーの遊技スタイルや時間的余裕によって評価が大きく左右される機種であると結論付けられる。時間効率が良いという触れ込みだったが、ユーザーはそれほど時間効率の良さは感じていないようだ。
導入前より導入後の評価が高くなるやや珍しいパターンだが、設置は現状、一部エリアに限定されており、今後全国展開されていけば評価もまた変わるだろう。

2位(→) L ToLOVEるダークネス TRANCE ver.8.7(オリンピアエステート)

AI評価データ

総合57点(52)
演出55点(65)・スペック65点(55)・出玉性能60点(45)・ゲーム性50点(50)・ファン満足度45点(40)

「出る時には出やすくなった」「好調時の無双感は他の追随を許さない」と評する声があり、前作では一度大きくマイナスになると取り戻せる気がしなかったのに対し、本機は安心して打ち込めるようになったという声もある。
一方、「約束されたクソ台」「現金回収機」とまで酷評され、「万枚報告が全くない」「1300枚が限界」と、上位AT到達と維持の困難さは前作と大して変わらないと評価する声も多い。出目の期待度変更、順押し強制といった要素もネガティブに捉えられている。
「神台」と「クソ台」という両極端な評価が多く、前作ファンの期待に十分応えられていない側面も強い。前作のように、人気は出ても限定的なものとなりそうだ。

総括

導入台数が少ない機種ばかりとなっており、今度、増産されて設置台数が増えていけば評価も大きく変わる余地がある。昨年導入された「チバリヨ2」と同じく一部エリア限定導入の「花笠」は高得点となっており、今後、全国導入で人気が出るのか特に注目したい。

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©矢吹健太郎・長谷見沙貴/集英社・とらぶるダークネス製作委員会

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