目玉要素が無いと生き残れないのか?【パチンコは生活の句読点!】

パチスロイメージ日々思うことですが、パチンコ店が続々と閉店している情報が入ると、本当に悲しくなってしまうものです。その反対に、何とか別法人によってグループ化されたり、新たに新規グランドオープンするパチンコ店があると一応安心します。

とはいえ、グループ化にしても新規オープンにしても、実はその中身って金太郎飴のようにどこのパチンコ店も同じようなものです。結局のところは店内の空間などを含めた快適さも、設置機種も、接客接遇も、会員カードの特典内容も、大きな違いはありません。

ひと昔前のパチンコ店では、店舗によって色々なイベントを開催していました。現在でも似たような感じとなるかもしれませんが、「出す・出さない」といった営業面を含めた遊技機関連だけでなく一般賞品のイベント、ライターや演者や有名人による来店実践、キッチンカー来店などが挙げられます。しかし、これも隣の店舗と同じことをしては意味が無いですし、個性も無いのかもしれません。

では、どうすれば良いのでしょうか? 繰り返しますが、隣の競合店舗と同じことをして競い合って良いのでしょうか?

ここ最近では、多少似たような施策でユーザーを呼び込むことで成功しているパチンコ店はいくつかあります。ポイントとして、「ひとつのことやモノに特化した施策」をやってみることが挙げられます。

一例として、「1機種に絞って、全国どこのパチンコ店よりも設置台数が多い施策」があります。その具体例とすれば、九州方面にみられるスマスロ「ヴァルヴレイヴ」の大量導入や、1円パチンコでは中部地方の「PAコマコマ倶楽部with坂本冬美」の1シマ設置などです。

「コマコマ倶楽部」ですが、中部地方の某パチンコ店では類似スペックでメイン機種だった「PA大海物語4スペシャルwithアグネスラム」の高稼動から、打てないユーザーのための受け皿として大量導入に至ったのかもしれません。ゲーム性をみると、大当たり終了後10回STと時短があり、遊タイム突入回数は若干「コマコマ」が早くはいります。しかもコンテンツは、演歌歌手の坂本冬美さんとのタイアップであり、1円の年齢層からも支持されました。ちなみに、この大量設置のシナジー効果で複数回の増産となりました。

上記のパチンコ店は「コマコマ倶楽部」の大量設置が業界で話題となり、店舗全体の稼働引き上げにも繋がりました。このように他のパチンコ店ではあまり導入されていない隠れた名機を見つけて、導入してみるというのも一つの手ではないでしょうか。

(文:ヨッツマングローブ)

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