某機種のコンプリート率が内規に比して大幅に高かったとして自主回収が決まった。上限1万9,000枚という枚数とコンプリート率を考えると4.1号機には劣るものの、4.5号機や5号機に比べても決して劣るような出玉ではない。
6号機は5号機より確かに規則内出玉率は低いが、AT時の枚数が3枚以下という規制が無くなったことから5号機よりも体感出玉は上がっている。(もちろんメーカーの開発努力には敬服するばかり)。
パチンコを見ると1,500発規制のはずなのに一撃で万発超えも。こちらは現行遊技機が史上最高の射幸性と言えるだろう。それでも遊技客は減り続けている。射幸性が高くなれば遊技客は増えるという説は妄言であったことに気づく。
厳格な規則内で射幸性を目指すのではなく、もっと自由な規則にしてもらい、その代わりコンプリート率を下げる交渉をしても良いのではないか。思えば4号機の「北斗の拳」や「吉宗」が万枚を超える話はあまり聞かなかったものだ。
それでも満足感を生み空前の出荷台数と富をメーカーに与えた。もしコンプリートを差玉1万枚にするから4号機時代の規制にしてほしいという提案であれば業界は纏まるのだろうか。そして行政はその要望を受けてくれるのか。