パチンコ業界独自のキャッシュレスシステムをもっと活かすべき【寄稿コラム】

パチンコイメージ

日本におけるキャッシュレス化は2024年には決済比率が42.8%に到達した。若年層を中心に「財布を持たない世代」も登場し、日常の買い物や交通・飲食などあらゆる場面でキャッシュレス決済を使用している。

一方で業界内はキャッシュレス化の必要性が叫ばれつつも「手数料」「支払サイト」「受託企業」の三つの大きな壁があり進展には時間がかかりそうだ。とはいえ業界が全くキャッシュレス化に無縁かといえば、実はそうではない。

ホールでは以前から「再プレー」という独自のキャッシュレス遊技がある。昨年より特定の条件下で再プレー手数料を得ることができるようになったためキャッシュレス導入に伴う外部手数料負担の問題も回避できる。月10万円程度の管理費で再プレーというキャッシュレス運用が可能なら、店舗や遊技客にとってメリットは大きい。

今後、利便性の高さを訴求し、ユーザーが管理手数料を払ってでも貯玉したくなるような魅力的な再プレー制度を拡充することこそが業界の生き残り策となるのではないか。例えば、再プレーに応じたポイント付与や特典、スマホ連携など既存の仕組みをさらに進化させる余地は大きいだろう。意外にも解決策は身近なところにあるのかもしれない。

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