「デカヘソ」に対するユーザーの意見は?【AI評価番外編】

デカヘソ

※画像はイメージです

2019年11月に登場した「P牙狼コレクション」から始まったパチンコの「デカヘソ機」

ここ最近、特に導入が増えつつあるのは、2024年に導入された「eF機動戦士ガンダムユニコーン 再来‐白き一角獣と黒き獅子‐」が市場で一定の評価を得たからというのが大きいでしょう。2025年は、6月20日現在、各メーカー合わせて計6機種が発売されています。

今回はそんな「デカヘソ機」に対するユーザー評価を、AIを使って多数収集。ポジティブ・ネガティブそれぞれの意見や、比率などをまとめたものをユーザー意識調査として紹介します。

▼主要意見

ポジティブな意見とネガティブな意見を、特に数が多かった上位3位までランキング形式で紹介。

■ポジティブ
1位:回らないストレスからの解放・優れたタイムパフォーマンス
2位:LT突入までの重さを許容させる(LTまで平均1000回転を要する場合、従来の台では4時間以上かかるところ、デカヘソ機なら2時間程度で到達可能)
3位:過剰な演出からの脱却(通常時がサクサク)

その他
・初心者が手を出しやすい
・初当りが重い機種でも手が出しやすい
・無駄な演出が少なくカスタム機能と相性が良い

■ネガティブ
1位:高い回転率という利点が、機械全体のスペックをプレイヤーにとって不利にすることでバランスを取っている。
2位:「有利さの錯覚」(千円あたり20~25回転していても、ボーダーラインが30回転を超えているため実際には酷い調整である)
3位:投資スピードが早い

その他
・釘が占められていて回らない(デカヘソの意味がない)
・通常の台よりボーダーが高く勝ちにくいと感じる
・連チャンしても満足しない出玉性能の台が多い

ポジティブな意見では、無駄な演出が少なく1000円あたりの回転数も多いため、通常時をストレスフリーで回せるという意見が多数を占めた。導入前のメーカーの甘言(カタログスペック)等はあまり信用されないことも多いが、「デカヘソ機」に関してはしっかりとその恩恵を感じているユーザーが多い。また、突入のハードルが高くなりがちなLT機との相性の良さも感じている。

一方ネガティブな意見としては、「スペックが厳しい」という意見が1位となっている。確かに非デカヘソ機と比べるとスペックの弱さが目立つところで、通常時の快適さと引き換えにスペックを犠牲にしているような機種が多い。また、デカヘソながら20~25回転しか回らないと、ホールの調整に苦言を呈す意見も。調整によっては、非デカヘソ機よりも悪目立ちするので打つ気がしないという意見が多い。

▼約8割が否定的

ポジティブな意見:約19.6%
ネガティブな意見:約80.4%

「デカヘソ」に対するユーザー評価の割合はネガティブ意見が約8割と、あまり好意的には受け入れられていないようだ。
大きな理由は「ホールの扱いの悪さ(釘)」「スペックの魅力が薄さ」と、ストレスフリーな通常時が体感できるとはいえ、勝てるかどうかには結びついていない点だろう。今後も非デカヘソ機に比べてスペックの劣化が目立つようならば、大ヒットは難しいか…。

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