
近年、各メーカーから独自の操作システムを搭載した新筐体のパチスロ機が登場しはじめた。従来の「レバーを叩いてボタンを押す」という概念を覆すこれらの新たな試みに対し、プレイヤーはどのように感じているのかを探るため、AIを使ってユーザー意見の徹底調査を行った。今回は、ニューギンの「MIRAI-H筐体」、ユニバーサルエンターテインメントの「ランドマークS筐体」、SANKYOの「SANKYOパチスロ専用筐体」を対象に調査を行った。

「L 無職転生~異世界行ったら本気だす~」で採用された「MIRAI-H筐体」は、ポジティブ意見が6割を占め、概ね好意的に受け入れられている。最大の評価ポイントは「肉体的疲労の軽減」で、肩を上げてレバーを叩く動作が不要になったことで「終日打っても腕が疲れない」と高い支持を得ている。また、下部テーブルがフラットでスマホを置きやすい「ながら遊技」の快適性や、手首を置いたまま指先だけで操作できるスマートさも好評価に繋がっている。ネガティブ面では、レバーオンの感覚がなくなったことによる「叩き甲斐の喪失」や、長年の癖でレバーがある空間を空振りしてしまうなどの「操作フォームの違和感・誤操作」が挙げられた。

「スマスロ ミリオンゴッド-神々の軌跡-」の「ランドマークS筐体」は、ポジティブ意見が約51%と賛否がほぼ綺麗に分かれる結果となった。ポジティブ派は、レバー全体が手置きとして機能することによる「疲労軽減」や、手のひら全体で押し込むアクションに対する「新しい気合いの込め方」を評価。対するネガティブ派からは、旧「GOD」シリーズで親しまれた「指先で軽快にレバーを弾き上げる打感との乖離」への不満が強く噴出。さらに今作におけるGOD確率の変更やスペック面への不満が、そのまま操作性の変化へのイライラとして転嫁されるなど、やや不当に評価されている側面もみられる。

「Lパチスロ からくりサーカス2」の「SANKYOパチスロ専用筐体」では、ネガティブ評価が7割を占めるという厳しい結果となった。レバーが物理的に硬すぎることやレバーとボタンの間隔が広いことによる肉体的苦痛、長時間の遊技で指の関節や筋を痛めるという報告が多発している。ポジティブな意見として、両手を置いてタイピングのように効率よく打てることや、左手操作のスムーズさを評価する声もあるが、一部のユーザーにとどまっている。また操作性とは別に、本機においてはレバーが故障しやすいといった脆弱性も指摘されている。
▼まとめ
今回の調査でユーザー評価を分けた決定的な要因は、「ボタンやレバーを押すときの硬さ」と「ゲーム性と操作性のミスマッチ」。「MIRAI-H筐体」のように力を必要とせず脱力して打てる設計は受け入れられやすい一方で、「SANKYOパチスロ専用筐体」のように物理的な負荷や打撃衝撃が強い設計はユーザーに肉体的負担を与えてしまい、大きなネガティブを生む結果となった。操作性の革新においては、「遊技中の疲労をいかに軽減できるか」という視点が、今後の新筐体開発においても極めて重要な要素となりそうだ。
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©UNIVERSAL ENTERTAINMENT
原作/藤田和日郎「からくりサーカス」(小学館少年サンデーコミックス刊)
©藤田和日郎・小学館/ツインエンジン
