
遊技場事業を中心に総合エンターテインメント事業を展開する延田エンタープライズ(本社・大阪市中央区)は、正社員やパート・アルバイト、派遣社員を含む全従業員を対象とした新規事業・業務改善アイデア創出制度「IC(Idea×Challenge)プロジェクト」を実施し、初年度に計127件のアイデアが寄せられたと発表した。
同プロジェクトは、少子高齢化や消費行動の多様化など、アミューズメント・レジャー業界を取り巻く環境変化を踏まえ、既存事業の枠にとらわれない「第二の創業」を目指す取り組みの一環としてスタート。店舗スタッフから本部社員まで、立場や雇用形態を問わず、全従業員が新たな事業や業務改善を提案できる仕組みを整えた。
初年度は、新規事業90件、業務改善37件の計127件が応募され、審査の結果、アルバイトスタッフが提案したアイデア1件を含む計8件が最終アワードを受賞。このうち5件はテストマーケティング段階へ移行している。
事業化に向けては、全国から参加できるオンライン・対面併用の研修や、新規事業開発の専門家による講義を実施するほか、一次審査通過後はプロジェクトメンバーがマンツーマンで事業計画のブラッシュアップや役員プレゼンまでをサポートする体制を構築。雇用形態に関係なく、採用されたアイデアの提案者が事業責任者を担うことができる点も特徴としている。
現在は、「販促事業」「インバウンド事業」「奨学金プロジェクト」といった新規事業案に加え、「空き駐車場スペースの有効活用」「販促物のペーパーレス化」の業務改善案を含む5件がテストマーケティングを進めている。今後は約1年間の効果検証を経て、収益性や実効性が確認できた案件から順次事業化・運用を進める方針だ。
同グループでは、「働くすべての仲間の熱意と挑戦を後押しし、会社全体の活性化と地域社会への新たな価値創出につなげていきたい」としている。
