【パチンコＭ＆Ａ】㈱ダイナムが本年１月に閉店した滋賀県彦根市のパチンコ店『キコーナ彦根店』をグループ化、ダイナムグループ本年初のＭ＆Ａ案件

滋賀県彦根市のパチンコホール『キコーナ彦根店』について、㈱ダイナムに事業承継されることが３月１１日の官報に公告されている。

同店は県道２号線沿いに立地する、パチンコ機４８０台・パチスロ機２４０台（合計７２０台）の中規模ホール。半径３キロ圏内には『オーギヤ彦根店』や『ＩＣＨＩ　ＢＡＮ本店』などの競合ホールも営業するエリアであった。

そんな中で、『キコーナ彦根店』は長年営業を継続してきたが、本年１月２９日の営業を以って閉店したばかり。これにて運営母体となるアンダーツリー㈱の滋賀県における経営ホールは無くなっている。

一方で、同店を取得したダイナムグループは業界最大の経営ホール数を誇るナショナルチェーンだ。

２０２２年に三重県の「株式会社ハワイ」のパチンコ店２軒の営業権を取得するなど、２０２２年末から２０２３年にかけてＭ＆Ａによる店舗取得が加速。敬愛マックスグループから取得した店舗を相次いで屋号変更オープンさせている。

２０２４年に入るとこうした既存店の取得についてはやや鈍化傾向となったが、それでも２０２４年６月頃には茨城県稲敷市にて営業してきた『メッセ江戸崎店』を傘下に収め、８月に屋号変更オープンしている。

なお、滋賀県では５店舗を運営しているが彦根市での出店は初めて。

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