遊技機事業はパチンコ販売台数が減少し減収減益に、平和が2026年3月期第1四半期決算を発表

平和は8月8日、2026年3月期第1四半期の連結決算を発表。連結経営成績(累計)は、売上高702億4900万円(前年同期比プラス97.4%)、営業利益153億5300万円(同プラス77.4%)、経常利益133億7100万円(同プラス53.2%)、四半期純利益81億8000万円(同プラス45.3%)となった。

遊技機事業においてパチンコ機では「e範馬刃牙」等を販売し、累計販売台数は6,299台(前年同期比マイナス4,635台)。パチスロ機は「L麻雀物語」や「L ToLOVEるダークネス TRANCE ver.8.」等を販売し、累計販売台数は1万2,699台(同プラス3,911台)。パチスロ機の販売台数は増加したものの、パチンコ機の販売台数が減少したことにより、売上高84億1300万円(前年同期比マイナス2.3%)、営業利益13億8400万円(同マイナス39.1%)と、減収減益となった。

ゴルフ事業では、「Night Golf」営業の拡充や、「Cool Cart」(送風機付ゴルフカート)の導入台数の拡大など、多様化するニーズへの対応や猛暑対策を目的とした施策を展開。また、適正な価格施策によるレベニューマネジメントの強化などにより来場者数・顧客単価が堅調に推移し、売上高は618億3500万円(前年同期比プラス129.2%)、営業利益は147億3600万円(同プラス108.1%)と、大幅な増収増益を達成している。

2026年3月期通期の連結業績予想に変更はなく、売上高2959億円、営業利益580億円、経常利益478億円、純利益231億円を見込む。

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