
佐賀県パチンコ・パチスロ店協同組合は5月29日、佐賀市のロイヤルチェスター佐賀において第65回通常総会を開催した。
総会では上程した全7議案を審議し、いずれも原案通り承認。令和8年3月末時点の組合員数は43店舗で前年と同数、遊技機設置台数は2万3,869台となり、前年から15台増加した。また、2022年7月に組合名称を「佐賀県パチンコ・パチスロ店協同組合」へ変更したことについては、県民に対して組合活動や社会貢献活動を分かりやすく発信するうえで効果を上げており、各種取り組みが着実に浸透しているとの認識が示された。
総会後の第2部では行政講話を実施。佐賀県警察本部生活安全企画課の中垣裕樹係長が、ぱちんこ営業の適正化について説明し、「法の目的に沿った適正かつ健全な営業」「のめり込み・依存問題対策」「健全化に向けた自主的な取り組み」「不正防止対策」「第三者機関等への支援」などについて解説した。
また、佐賀県警察本部組織犯罪対策課の久保山克志課長補佐は暴力団情勢について報告。近年被害が拡大している特殊詐欺への対策として、特殊詐欺対策アプリを紹介し、積極的な活用を呼びかけた。
続いて行われた寄付金贈呈および認定書授与式では、一般社団法人パチンコ・パチスロ社会貢献機構の支援事業として、2026年度「パチンコ・パチスロ依存問題の予防と解決に取り組む事業・研究への支援」の対象となった社会福祉法人佐賀いのちの電話へ認定書が授与された。このほか、公益財団法人佐賀県防犯協会および公益財団法人佐賀県暴力追放運動推進センターに対しても寄付金の目録が贈呈された。
祝賀会では、新冨和紀理事長が主催者を代表して挨拶し、「行政講話で紹介された特殊詐欺の被害額の大きさに驚かされた。業界としても推奨アプリの普及に協力していきたい」と述べたうえで、「特殊詐欺対策アプリのインストールを当店スタッフがお手伝いします」と記載したチラシを紹介。高齢者など操作に不安のある人へのサポート活動を各ホールで実施していく考えを示した。
これに対し、佐賀県警生活安全企画課許可事務管理室の大井武範管理室長は、「特殊詐欺防止に組合を挙げて協力いただけることに感謝している」と謝意を表し、今後も連携しながら適正な業務運営に取り組みたいと述べた。
