東京都遊技業協同組合(都遊協)は7月29日、東京都新宿区の遊技会館にて7月定例理事会を開催。静養中の阿部恭久理事長はリモートで参加し、「参議院選挙では組合員の期待に十分応えることができなかったが、ご支援に感謝している」と述べたうえで、「暑い日が続いているので、ホールを涼み処として、地域の方々に開放してほしい」と呼びかけた。
理事会では、2026年1月および2月に開催予定の「都遊協ファン感謝デー」について、そごう・西武から企画内容の提案説明があり、理事会はこれを承認。続いて、防犯グッズとして展開される「LEDライト付きキーホルダー」の受注実績が報告され、寄贈分2万個を含めて合計7万4,000個を作成する方針が示された。
このほか、書籍「社会学から見たギャンブル依存症 ~そんなにパチンコが悪いのか~」(早野慎吾著)の発刊についても報告があった。同書は、2022年4月の理事会で企画提案されたもので、都遊協の支援を受けて7月25日に発刊された。これを記念して、8月19日にはマスコミ向けの記者会見が予定されている。
理事会終了後には東京職域支部からの総括報告が行われ、阿部理事長は「今回、業界がひとつにまとまれたことは大きな成果だった。現場の方々と語り合えたが、若い世代には十分に伝わらなかったのではとも感じている。皆さま、本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。