点数推移
■導入後(2025年4月28日時点)
総合62点
演出75点・スペック55点・出玉性能50点・ゲーム性60点・ファン満足度78点
■導入前(2025年4月15日時点)
総合72点
演出78点・スペック68点・出玉性能75点・ゲーム性76点・ファン満足度65点
総括
人気IPの魅力を活かした演出やキャラクター描写、そして図柄揃い後の100%ST突入という安心感、特に原作ファンからの評価が高いビジュアルや演出面での満足度は高い水準にある。
しかし、オンライン上のユーザー評価を総合的に分析すると、評価は大きく割れている。肯定的な意見は主にIPの魅力とSTへの入りやすさに集中している一方、否定的な意見はスペック、出玉性能、ゲームバランスに集中している。特に、1/399という重い初当たり確率、RUSH非突入の可能性があるトレジャーチャンスの存在、そして最大の魅力であるはずのLT突入率の低さが、多くのプレイヤーにとって大きな不満点となっている。下位STの継続率は約70%と標準的だが、大当り時の出玉振り分けが低い方に偏りやすいとの体感報告が多く、「399の出玉感がない」といった厳しい評価につながっている。LTにさえ入れば継続率約85%と高い出玉性能が期待できるものの、そこに至るまでのハードルの高さが、多くのプレイヤーにとって厳しい挑戦となっている。
結論として、本機は原作ファンや、100%ST突入という安定感を好むプレイヤーには一定の魅力を持つものの、LTへの到達難易度と下位STでの出玉性能の低さが、幅広い層からの支持を得る上での大きな障壁となっている。演出の作り込みは評価される一方で、ゲームバランス、特にプレイヤーが最も期待する出玉性能の部分で課題を残しており、市場での長期的な稼働維持には厳しい側面があると言わざるを得ない。今後のホールでの扱いや、プレイヤーのLT体験率が、本機の評価を左右するだろう。
※評価は4月28日時点
+ ポジティブなポイント(展開する)
■演出
- 「映像も凄く綺麗でキャラの魅力もしっかり」「防振りのアニメも好きで、演出...全てにおいて神台!」 といったコメントに見られるように、原作ファンからの支持は厚い
- 藤商事らしい豊富なカスタマイズ機能が搭載されており、特に「先バレ」に相当する「先メイプルインパクト」カスタムや、先読み期待度アップカスタムなど、プレイヤーが好みに合わせてゲーム性を調整できる点が評価されている
- 「4大極演出」(TOTAL信頼度約93.7%)や「極【メイプルスマイル】」(信頼度約93.7%)など、高信頼度演出の期待感や、LT突入ジャッジ演出のドキドキ感は、ポジティブな体験として挙げられている
■スペック
- 図柄揃い大当り(確率1/399.6)後に必ず100回転のST「NWO」に突入する点は、ユーザーから最も評価されている
- 「下位でも70%なら頑張れそうな気がする」といった声があり、LTに到達できなくてもある程度の連チャンが期待できる仕様と捉えられている
- 一部のユーザーは、100%突入とLTの組み合わせを「かなりバランスは良いと思う」や、他のLT機と比較して「大分マイルドな印象」と評価している
■出玉性能
- LT「NWO 極振り157」の出玉性能は、一撃での大量獲得が期待できると高く評価されている。
- 右打ち中の大当たり振り分け(1400個や2050個)が大量出玉に繋がるとの声。
■ゲーム性
- ST中に4種類の演出モードから選択できる点、特に「すまいるRUSH」の癒やし系演出や、「覚醒RUSH」の突発告知など、モードごとの特色が評価されている
- 先バレ(先メイプルインパクト)や先読み期待度UPなど、藤商事得意のカスタム機能が豊富に用意されており、プレイヤーが自分の好みに合わせて遊技できるカスタム機能の充実が評価されている
- 下位ST中にLT突入を目指すゲーム性は成功した際の達成感や興奮が大きく、「LT突入ジャッジ」演出は、手に汗握る瞬間としてポジティブに捉えられている
- 図柄揃い=ST突入という仕様が、大当り後の展開に必ず期待が持てるためゲーム性の安定感に繋がっている
■ファン満足度
- 原作ファンからは、アニメの世界観やキャラクターが忠実に再現されている点が高く評価されている
- 主人公メイプルをはじめとするキャラクターたちの可愛らしさや、作中の名シーン、スキルなどが演出に取り入れられている点が好評 。特に「メイプルスマイルモード」は癒やし要素として評価されている
- 原作者考案の演出が含まれている点も、ファンにとっては付加価値となっている
+ ネガティブなポイント(展開する)
■演出
- 「ガセ演出が多すぎて消化が遅い」「注目演出全部来てハズレは終わってる」といった、期待感と結果が伴わない演出の頻発がストレス
- 先バレカスタムを設定していても、それが鳴らずに他の強演出で煽られて外れるパターンは不評である。また、先バレが鳴らなくても当たるケースがあるため、カスタムの占有率が低いと感じるユーザーもいる
- 連続演出中のチャンスアップが空気であったり、右打ち中に赤文字などが頻繁に外れるなど、過度な煽り演出が信頼度を損ない、プレイヤーの不信感につながっている
■スペック
- 図柄揃いの確率が1/399.6である点は、やはり重いと感じるユーザーが多い
- 下位ST中に大当りを引いた際のLT「NWO 極振り157」への突入率が約25%(トータルでの突入期待度は約8%程度と推測される)と低いことが、最大の不満点として挙げられている
- 図柄揃いとは別に、同じ1/399.6の確率で抽選される「トレジャーチャンス」は、「いらない」「ストレス溜める仕様」と、多くのユーザーから不評である
■出玉性能
- 「399の出球感は全くない」「右が振分かつ70%継続なのでとあるより投資しててクソ出玉で終わることが頻発する」といった、下位ST「NWO」での出玉性能に対する不満が多い。
- 右打ち中の大当り振り分け、特に最大4500個の振り分け(約25%)が、体感として非常に低いと感じられている
- 出玉性能の核となるLTへの突入が難しいため、多くのプレイヤーは高出玉性能を体験できずに終わってしまう。結果として、1/399.6というリスクに見合ったリターンが得られないという不満につながっている
- 最近の高速消化機と比較すると、出玉スピードは「まったり」、あるいは物足りないと感じるユーザーもいる
■ゲーム性
- LTへの突入条件が厳しく、ゲームプレイの大きなフラストレーションとなっている。下位STが単なるLTへの「待ち」状態になりがち
- 期待感を削ぐ要素として「トレジャーチャンス」が挙げられている
- 通常時・右打ち中ともに、期待感と結果が伴わない演出が多いという指摘がある
- 他のLT機と比較して出玉スピードが遅いと感じる意見があり、またガセ演出の多さが消化スピードを遅くしているとの指摘もある
■ファン満足度
- 原作が好きで打ち始めたものの、スペックの厳しさや出玉性能の悪さによって、最終的な満足度が低下するケースが見られる
- 原作の「防御力極振り」というコンセプトと、高リスクなLT機との間にギャップを感じるユーザーもいる
機種概要
メーカー名 |
藤商事 |
大当り確率 |
通常時:約1/399.6(※1) |
NWO突入率 |
100% |
NWO |
当選確率:1/84.7(※2)
継続率:約70%
抽選回数:100回 |
NWO極振り157 |
当選確率:1/84.7(※2)
継続率:約85%
抽選回数:157回 |
ST回数 |
100回or157回 |
賞球/カウント |
1&1&5&10&15/10c |
導入日 |
2025年4月21日 |
検索 |
google機種検索 |
機種概要 |
右打ち中の出玉は約900~約4500個で、出玉とリンクした業界初のLT突入ジャッジが本機最大の特徴となっている。NWO中の大当りの約50%で突入する「全武装展開RULLBURST ATTACK」では、「上乗せ告知」「チャージ告知」「完全告知」3タイプのジャッジ演出から選択可能、大当り1回の獲得出玉が2000個を上回れば晴れてLT発動が濃厚となる。LT「NWO極振り157」では、抽選回数が157回となり、継続率も約85%に上昇。LT中の大当りもNWOと同様にランクアップ式で約900~約4500個の出玉が獲得可能となっている。なおRUSH中の演出は、「メイプルバトルモード(王道バトルモード)」「バカンスも~ど(選べるゲーム性の萌えモード)」「メイプルすまいるRUSH(可愛さいっぱいのにぎやかモード)」「メイプル覚醒RUSH(違和感・突発告知モード)」から選択可能となっている。/td> |
公式サイト
+ 大当り振分
■通常時
450個+NWO:100%
■NWO
約2050個(※3)~約4500個(NWO極振り157):約25% 約1500個(※3)~約1800個(NWO):約25% 約900個(※3)~約1400個(NWO):約50%
■NWO極振り157
約2050個(※3)~約4500極振り157):約25% 約1500個(※3)~約1800個(NWO極振り157):約25% 約900個(※3)~約1400個(NWO極振り157):約50%
※1:※通常時液晶にトレジャーチャンス図柄を除いた図柄が揃う確率(条件装置作動確率とは異なります) 大当り確率:1/199(図柄揃い確率約1/399とトレジャーチャンス確率約1/399の合算確率)
※2:電チューロング解放確率
※3:特図2大当り3回分の出玉の合計値 V入賞が条件
※NWOは「NewWorld online」の略称
※コンプリート機能搭載
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