有事の金買いが本格化して1グラム当たり9,000円台まで上昇、都内のパチンコ店が提供してきた「大景品」の段階的な休止が早まるのか【パチンコ狂の詩】

金賞品イメージ

昨日13日、国内における金現物の小売価格が1グラム当たり9,000円台まで上昇したという。米国では10日と12日に中堅銀行が相次いで経営破綻。金融市場の不安定化に対する警戒感が広がる中で、投資家の金買いを誘ったようだ。金は究極の安全資産とも称されており、文字通り「有事の金買い」が本格化している。

こうなると気になるのは、都内のパチンコ店が提供してきた金地金賞品「1g金賞品(大景品)」について。ちなみに昨年3月から4月にかけ相次いで値上げとなったのは既報の通りだ。

その際から(更なる金相場の値上がりが起これば)「1g金賞品」の価格が最高限度を超えてしまう可能性が懸念されていたところ。そして、この問題に対応するため「1g金賞品」を段階的に休止していく方向で調整を始めた矢先だった。流通している「1g金賞品」を「0.3g金賞品」へと(各地区単位で)順次交換していく方針と。

そんな中で、近年続く金相場の高騰(史上最高値の更新)は、いよいよ初の9,000円台に突入した次第である。これにより「1g金賞品」の段階的な休止が早まるのかどうか。景品動向は引き続きウォッチしていきたい。

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