食品スーパーは他業種の視察先として勉強になる、多様な角度からパチンコ機の運用を見直したい【寄稿コラム】

パチンコイメージ

※写真はイメージです

食品スーパーは日常生活に欠かせず、平日でも多くの買い物客で賑わうため貴重な視察先である。特にレイアウトは顧客の購買行動を考慮して綿密に設計されていることから、遊技機配置に応用できる点も多い。

例えば割引商品について注目してみると、弁当や肉・鮮魚コーナーでは定価商品と割引商品が同じ場所で販売されている。顧客は賞味期限が迫っている安価な割引商品か、長持ちする定価の商品かを選ぶことが出来る。割引商品を購入する顧客が増える事により廃棄ロスも減る。

そんな中で割引商品をまとめて「フードロスコーナー」として設置している店舗も。これは割引商品を一箇所に集中させることで目立たせる効果があったり、衝動買いを促進する狙いだ。商品の回転率を上げつつ廃棄ロスを最小限に抑えるという点で効果的といえる。

「安く買いたい」という心理をパチンコに当てはめると「どんな遊技機でもいいから勝ちたい」という心理に似ていると思う。とすれば、薄利で営業するコーナーを作り、それを認識した一定数の客は、そのコーナーに興味を持ってくれるかもしれないという仮説が生まれる。

多様な角度から遊技機の運用を見直すことが出来れば、運用ロスを防ぐ方法も見つかるのではないか。

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