「イヤホンジャック搭載機」に対する導入前のユーザー評価は?【AI評価番外編】

10月6日導入のパチンコ新台「Pスーパー海物語IN沖縄6」(三洋物産)より、待望の新機能イヤホンジャックが搭載される。これにより音を独り占め出来て没入感が高まるのはもちろん、昨今、議論されがちである「音量問題」についても改善されるのではないかと期待されている。

今回はそんな期待をしているユーザーも多いであろう「イヤホンジャック搭載機」に対するユーザー評価を、AIを使って多数収集。ポジティブ・ネガティブそれぞれの意見や、比率などをまとめたものをユーザー意識調査として紹介します。

▼主要意見

■ポジティブ
没入感の向上:ホールの騒音に邪魔されず、ゲームの緻密な音響演出に集中できる点が高く評価されています 。
音響環境の制御:周囲を気にせず好きな音量で楽しみたい、あるいは騒音を遮断したいという両方のニーズに応えることができる。
騒音環境の改善:騒音に起因する頭痛や疲労といった身体的な不快感が軽減されるのでは。
要望の実現:長年プレイヤーから求められていた機能が、大手メーカーによってついに実装されたこと自体を歓迎する声。

■ネガティブ
技術の旧式化:ワイヤレスイヤホンが主流の現代において、有線接続である点に「時代遅れ感がある」という批判が最も多く見られる。
スマホに繋ぐ:スマホで動画を楽しんでいるので、パチンコにイヤホンジャックが搭載されても使わない。
耐久性と破損リスク:プレイヤーが負けた腹いせにジャックを意図的に破壊する可能性が指摘されており、ホール側のメンテナンス負担増が懸念されている。
不正使用の可能性:アンプを接続して大音量を出す、音源を録音するなど、本来の目的外での悪用を心配する声。
質への不信:音量調節などがしっかりできるのか。

▼意見の比率

意見の比率はポジティブが約6割ネガティブが約4割。ユーザー待望の機能ではあるが、手放しでは賞賛されてはいないようだ。

今さら感があるという声も多いものの、「ユーザーからの要望がようやく反映された」「今さらでも付けてくれた事を評価しよう」「革命的な機能」だと評価する声は多い。

批判や懸念の多くは「有線」であるという点に集中している。ワイヤレス技術全盛で、日常的にスマホでBluetoothイヤホンを利用しており、パチンコのために有線イヤホンを別途持ち歩くことのわずらわしさが指摘されている。「もう今はノイズキャンセル無しには打てない体」など、ワイヤレスの利便性や高機能に慣れ親しんだユーザーならではの意見が多い。スマホで動画を見ながら遊技をするユーザーも多く、イヤホンジャックを搭載されても使わないという意見も。

▼結論

今回のイヤホンジャック搭載機は、より快適な遊技環境を目指す業界の重要な第一歩と位置づけられる。しかし、その成否は運用上の課題を克服し、ユーザーが真に期待する将来のワイヤレス技術へと繋げていけるかにかかっているだろう。現状は「ワイヤレス化」等、まだまだ克服すべき課題も多いと言えるだけに、今後のさらなる発展・進化に期待したい。

なお10月の導入に先駆けて、愛知県名古屋市天白区で営業するパチンコホール『サンシャインKYORAKU平針』では、2025年8月5日(火)より「P アズールレーン THE ANIMATION 異次元トリガー 79ver.」の先行導入が開始され、先行導入機8台のうち4台がイヤホンジャック搭載機としてテスト導入されている。

編集部でも実際に体感してきたコラムを掲載しているので、ぜひこちらもご覧いただきたい。

【関連記事】メーカー直営店にてイヤホンジャック搭載のパチンコ機をプレイしてみた

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