パチンコ事業に情熱を持つ経営者と持たない経営者、若い世代ほど大きく分かれる【我市場的瑣末主義】

海外で米系IT企業に勤務する知人からメールが届く。朝出勤すると別の部署のチームが突然まるごとなくなり数100人以上がレイオフされた、と。解雇された人たちからはSNSでなんでどうしてと悲痛な訴えが大量に投稿されていた。「トランプの排外政策のためかグローバル企業ほど業績に影響が出ている。人ごとではない」と。

日産追浜工場の車両生産終了のニュースも伝えられた。外資系企業のように朝パソコンのアクセス権限がいきなり剥奪されていたということはないにせよ、大なり小なり日本の企業にも影響は及ぶ。海外取引が少なく国内市場だけを相手にする産業の方が直接的な打撃は小さいのかも。成長せず徐々に下がり続ける傾向は変わらないにしても。

最近事業承継した若い二代目社長と話す。周りの若い経営者たちと話すとパチンコに情熱を持つ人と持たない人の大きな違いは引き継いだ会社の規模に左右される、と言った。「自分のようにそれなりの店数と売上げがあればやるしかないと燃え立つが、1,2店舗の会社を承継した人はもはやパチンコに熱を上げることもなく、どうやってこの業界から上手に離れるかしか考えていない」と。

それぞれ置かれた立場で次に何をやるか。今週末は選挙。

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