新台導入状況をグループ別で集計【パチンコ経営企業分析】

新台入替ポスター先日パチンコ・スロットごとに都道府県別の新台導入評価(2024年10月~2025年3月の6カ月間の評価)を見ていったので、今回は経営グループ別の新台導入評価について見ていく。

まずは、パチンコにおいて新台導入評価がSランクの比率が高い経営グループはこのようになる。

パチンコ新台導入評価Sランク店舗比率上位の経営グループ
グループ名 店舗数 S店舗 S比率
1 中原商事グループ 10 9 90.0%
2 喜久家グループ 8 6 68.8%
3 セントラルグループ 16 11 68.8%
4 メッセグループ 12 8 66.7%
5 西原物産グループ 10 6 60.0%
6 大王興業グループ 5 3 60.0%
6 ベルエアグループ 5 3 60.0%
8 日光商事グループ 21 12 57.1%
9 王蔵グループ 9 5 55.6%
10 キング観光グループ 25 12 48.0%

※5店舗以上運営しているグループが対象

続いて、スロットにおいて新台導入評価がSランクの比率が高い経営グループはこのようになる。

スロット新台導入評価Sランク店舗比率上位の経営グループ
グループ名 店舗数 S店舗 S比率
1 中原商事グループ 10 8 80.0%
2 真城グループ 14 9 64.3%
3 喜久家グループ 8 5 62.5%
4 日光商事グループ 21 13 61.9%
5 善都グループ 25 15 60.0%
5 大王興業グループ 5 3 60.0%
5 ベルエアグループ 5 3 60.0%
8 セントラルグループ 17 10 58.8%
9 マタハリーグループ 19 11 57.9%
10 カクタグループ 28 15 53.6%

※5店舗以上運営しているグループが対象

このように、Sランク店舗比率が最も高かった経営グループは、パチンコ・スロットともに「中原商事グループ」であった。

中原商事グループは、福島県を中心にパチンコホール「つばめ」を店舗展開する有力チェーンで、そのSランク店舗比率は次位以下よりも10ポイント以上も高く、同グループは各店舗に満遍なく新台を導入している様子がうかがえる。

その他にも、パチンコ・スロットともにランクインしている経営グループがあるが、これらの経営グループは今後も他グループよりも積極的に新台を導入していくのだろう。

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