4月18日に開催された京遊協青年部会第50回定期総会において第14代部会長に就任した新井丈博氏。2016年に青年部会に入会し、2023年には京遊協の理事に就任するなど、組合運営に尽力してきた。
一方、本業では株式会社晃商(本社・京都市東山区)の代表取締役専務を務めており、歴史ある青年部会の新たなリーダーとなった胸中と今後の展望について話を聞いた。
──部会長に就任された経緯を教えてください。
新井 今回の部会長就任については、杉本理事長からご指名いただき、さらに木下前部会長からも「ぜひ丈博さんに」というお言葉をいただきました。一度持ち帰って自分なりに考えたうえで、お受けすることにしました。
これまで20年という長い期間、白川前理事長が体制を担われてきました。大きな変革が訪れる可能性が高い中で、フラットに物事を判断できる人材が求められていたのだと思います。私自身は、これまで組合活動に長く深く関わってきたわけではありません。だからこそ中立的に、どちらか一方に偏らずに判断できる存在として期待いただいたのかもしれません。
また、弊社は飲食など他分野も展開しています。幅広い視点で物事を考えられる点を評価いただいたのではないかと感じています。