編集部では毎週金曜日に、大阪の8店舗において機種別の稼働調査を実施し、主要機種の客付き動向や貢献度を定点観測している。本レポートで使用する「貢献度」とは、機種別の稼働率が店舗平均稼働率を上まわっていた店舗の割合を示す。例えば8件中6件で店舗平均を超えていれば75%となる。
「吉宗」が前回を超える客付き93・6%となっている。一定の爆発力が話題となって期待したユーザーが集中しているが、勝ち体験を求めてどこまでリピートが続くかは問題だ。オールドファンを狙った機械も次々投入されている状態で回遊が激しくなってくると低予算では打てない「吉宗」の選択肢は弱くなってくる。夕方以降の一勝負などで需要は残っても常にフル稼働という状態は長く続かないだろう。