編集部では毎週金曜日に、大阪の8店舗において機種別の稼働調査を実施し、主要機種の客付き動向や貢献度を定点観測している。本レポートで使用する「貢献度」とは、機種別の稼働率が店舗平均稼働率を上まわっていた店舗の割合を示す。例えば8件中6件で店舗平均を超えていれば75%となる。
新台は「ダリフラ」が客付き72・1%と早くも空席が出ている。大量導入店は期待感もあって稼働しているものの、大半の店舗は8台前後の運用で半数が空席と既に見切られており繁忙期後も貢献してくれる気配はない。ほかAT機も少数導入中心で一定の稼働はしているが今後跳ねそうな台もなく右肩下がりが予想される。新台があまり貢献できていない状態でも稼働は前年同期比でプラスとヒット機増の効果は出ているが、一方で複数機種に分散した稼働状況となっており低設定と判断された台の放置がより目立つようになっているのは問題か。