遊技機部品などの製造・販売を手がける株式会社大商(本社・大阪府茨木市)はこのほど、藤井寺市に対し187,500円の寄付金と、玩具類一式約50セットを寄贈した。
これは、同社が回収した玩具を地域の子ども達に販売し、その売り上げを子ども達のために寄付する取り組み。こうした活動の背景には、遊技参加人口の減少や新規ユーザーの獲得難といった、ぱちんこ業界が抱える構造的な課題がある。同社では、「未来を担う子どもたちの夢や希望に関わる活動を通じて、業界全体のイメージ向上に寄与したい」としている。
また今回の活動は、アサヒディード(本社・大阪市浪速区)が運営する『イルサローネ藤井寺店』の一部スペースを活用し、InstagramやX(旧Twitter)を通じた広報活動と連携して実施され、多くの来訪者から好意的な反響があったという。なお、今回の活動に対し藤井寺市より感謝状を受領した。
大商は、「我々の活動によって子どもたちが笑顔になり、そしてその先には未来の業界を担う存在がいると信じている。遊技業に携わる身としてこうした小さな活動の積み重ねによって、支援の輪が拡がり、想いが伝わり、業界イメージを向上させ、地域の方々に少しでも還元することができれば嬉しい」とコメントしている。