神奈川県遊技場協同組合(神奈川県遊協)と神奈川福祉事業協会は9月10日、横浜市西区のホテルプラムにおいて公益財団法人日本盲導犬協会へ100万円を寄付した。
今回の寄付は視覚障がい者の福祉向上を目的とした取り組みの一環。贈呈式には、日本盲導犬協会の金髙雅仁理事長、山口義之専務理事に加え、訓練中のラブラドールレトリバー「ラピス」も出席。伊坂重憲理事長から金髙理事長に目録が手渡され、感謝状が贈られた。寄付金は盲導犬の育成に充てられる予定だ。
金髙理事長は「国内における盲導犬の数は約800頭にとどまり、まだまだ世界的にも数が少なく、必要とする方々のニーズに十分応えられていないのが現状。一人でも多くの障がい者が自由に行動できる社会を目指し、努力していきたい」とコメント。
また、伊坂理事長は囲み取材で「盲導犬協会への寄付は15年ぶり。目の不自由な方にとって大切な盲導犬の普及を促進し、盲導犬に対する人々の理解を深めることのできるよう、今後も支援していきたい」と話した。