スクウェア・エニックス、セガサミーホールディングス、バンダイナムコホールディングスの3社は8月18日、2021年9月から共同で進めている使用済みPCモニターの寄付活動について、累計寄付台数が3,500台に達したと発表した。
この取り組みは、各社のデジタルコンテンツ開発部門で新機材導入や更新の際に発生する不要モニターを有効活用することを目的に、セガサミーのIT部門の提案を契機として3社横断で開始されたもの。これまで49回にわたり寄付を実施してきた。
寄付先は、不要になった電子機器を回収・再生し、日本の難民雇用や子どもの教育支援などの社会課題に取り組むピープルポート株式会社。同社は廃棄部品を活用した再生PC「エシカルパソコン ZERO PC」の販売などを通じて、環境負荷低減にも寄与している。
3社は「今後も企業の垣根を越えてIT部門が連携し、事業活動の中で生じるPCモニターのリユースなど、資源の有効活用を通じて、業界規模での環境負荷の低減やエコ社会の実現、社会貢献活動に寄与していきたい」としている。