富山県遊技業協同組合(富山県遊協)は5月23日、富山市内の富山電気ビルデイングにおいて令和7年度通常総会を開催。永森豊隆理事長の辞意を受けて、澤田修宏氏(副理事長)を理事長に選任した。
冒頭、挨拶に立った永森理事長は、「任期半ばで退任するが、澤田修宏氏を理事長として、地域に根ざしたお客様第一主義、地域での社会貢献を推進して、組合員が一丸となり、健全化に取組んで欲しい」と呼びかけた。
その後、富山県警生活安全企画課の山田純課長補佐が「ぱちんこ営業の健全化の推進について」を演題に行政講話を行った。その中で山田課長補佐は「広告宣伝」「依存症対策」「不正事犯の根絶」「社会貢献活動の推進」の4点について言及した。
議事では、事業報告ならびに収支決算等監査報告、事業計画、賦課金徴収、収支予算案など全11議案を原案通り承認。組合概況においては、組合員16法人51店舗となり、遊技機設置台数は311台増加し、3万842台(パチンコ1万8923台・パチスロ1万1919台)だった。また、能登半島豪雨災害への義援金、青年部を中心とした社会貢献活動(花火大会会場の清掃、児童発達障がい支援センターへクリスマス会、プレゼント活動等)を行った。
その後の懇親会が開催され、澤田新理事長が「業界パーパス『遊びの力で、心を元気に。』のもと、県民に親しまれる遊びの場を提供できるよう、評価されるよう努めたい。私は目の前の課題に対し、逃げることなくあきらめず、失敗を恐れず挑戦し、スピード感をもって誠心誠意取組んでいきたい」と所信を述べた。