『やすだ』の屋号で関東圏を中心にパチンコ店を27店舗チェーン展開する安田屋は6日、同社ホームページで『やすだ大山1・2号店』（東京都板橋区）において従業員1名が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。
同社の発表によると、当該従業員は6月30日まで勤務。同社は、感染対策を万全に行っており、保健所等関係機関との協議の結果、従業員並びにお客様の濃厚接触者は無しと判断されたが、「来店客の安全確保の観点から店内の消毒作業を実施し、同店従業員全員を自宅待機にしたうえで、接触のないグループ内従業員に入れ替えて営業を継続する」とし、6日現在、2店舗とも営業を続けている。
パチンコ店での新型コロナウイルス感染に関しては、今年3月に『マルハン和泉店』（大阪府和泉市）が委託する取引先の清掃員1名が新型コロナウイルス検査において陽性が判明したという事例はあったが、パチンコ店のホール従業員が新型コロナウイルスに感染したという報告は今回が初めて。
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