スマパチ中心の販売移行に伴う従来機枠の在庫見直しが影響、藤商事が通期業績予想を下方修正

藤商事は2月28日、2025年3月期通期の連結業績予想の修正を発表した。

修正後の業績予想は、売上高344億円(前回発表予想数値比マイナス26億円)、営業利益31億円(同マイナス19億円)、経常利益33億円(同マイナス17億円)、当期純利益22億円(同-15億円)となった。

販売台数は堅調に推移しており、当初計画(9万台)を上回る約9.2万台を見込んでいるが、パチンコ機の販売形態の内訳において、当初計画から新台販売が約1万台減少し、売価および利益額の低いエコ販売が約1.2万台増加。 また、本年7月7日から解禁される「ラッキートリガー3.0プラス」によりスマパチの普及が加速するとの予想から、7月以降はスマパチ中心の販売への移行を予定。これに伴い、従来機(P機)の本体枠の在庫を見直し精査した結果、約10億円の評価損を計上する見込みとなり、売上高・営業利益がそれぞれ減少する見通しとなったとしている。

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