兵庫県遊技業組合連合会青年部会(兵遊青)は5月8日、神戸市中央区のANAクラウンプラザホテル神戸において第50回定時総会を開催した。
冒頭、新井稔史部会長は「この50年間、大きな時代の流れの変化があり、業界を取り巻く環境も大きく変化してきたが、その都度、青年部会が中心となって対応してきたからこそ今があるのだと感じている。これからも安心して遊べる身近で手軽な大衆娯楽としての基盤を確立していくために、青年部会がもっと情報を集め結束していきたい」と決意を新たにした。また、次回の全国遊技業青年部交流会が来年2月に兵庫県で開催されることを報告し、より良い全国遊技業青年部交流会を開催できるよう協力を呼び掛けた。
来賓祝辞では、兵庫県警察本部生活安全部の大戸英治保安課長のメッセージを益原武史副部会長が代読。営業の健全化のための施策として、「広告宣伝」「子どもの車内放置事案」「社会貢献活動」について言及。このうち広告宣伝については、「ガイドラインは業界自らの意志で策定された自主規制であり、全てのホール関係者がその趣旨を理解され、遵守していただいていることはもちろん、違反があった場合には、青年部会が中心となって自浄機能が発揮されること期待する」と述べた。
また、総会後の記念講演では東京大学生産技術研究所付属災害対策トレーニングセンターの吉田克也氏が阪神淡路大震災から30年経ちパチンコホールが防災拠点としてどういった可能性があるのかというテーマで講演した。