日遊協東北の新支部長にニラクの小名弘敏氏

写真左より、谷口久徳前支部長、小名弘敏新支部長

写真左より、谷口久徳前支部長、小名弘敏新支部長

日本遊技関連事業協会(日遊協)の東北支部は12月1日、仙台市内のパレスへいあんにおいて「令和7年度支部総会並びに実務セミナー」を開催した。本総会では支部長任期満了に伴う改選が行われ、新支部長に小名弘敏氏(株式会社ニラク・取締役副社長)が就任した。

冒頭の挨拶で谷口久徳支部長は、東北支部としての連携強化への協力を呼びかけた。また、西村拓郎会長は急用のため欠席しビデオメッセージで参加。谷口支部長が2011年の就任以来、14年間支部長を務めた功績に対し感謝を述べた。

総会では、活動報告など3議案を原案通り承認。その中で行われた支部長改選では、谷口支部長が「東日本大震災が発生した年に支部長の大任を賜り、震災復興ボランティア支援、コロナ禍への対応、今夏の参議院選挙対応など一段落できた」と述べ、世代交代のタイミングであると判断し小名弘敏氏を推薦。全会一致で承認された。

続く実務セミナーでは、宮城県警本部 生活安全企画課の後藤和也課長補佐が登壇。業界に対し健全営業推進の観点から「パチンコ・パチスロのめり込み(依存)防止対策の推進」「適正な広告宣伝の徹底」「不正防止対策の徹底」の3点を要請した。

続いて、合同会社エンパチ総研の茂木欣人代表社員が「広告宣伝ガイドライン」をテーマに講演。ガイドライン策定の意義と経緯を改めて説明したうえで、是正事例を交えながら見落としがちな留意点を解説。「適正な広告宣伝を心がけてほしい」と締めくくった。

支部総会後の懇親会では、谷口前支部長が7期14年間にわたる会員の厚情に感謝の言葉を述べ、小名新支部長は「支部の基盤を改めて見直し、諸活動に活かしていきたい」と所信を表明した。

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