ABC、児童養護施設等退所児童応援事業として108万円を寄附

静岡県を中心にパチンコホールを店舗展開するABC(本社・静岡市駿河区)は3月10日、静岡市葵区の静岡県総合社会福祉会館シズウエルにおいて「児童養護施設等退所児童応援事業」寄附金贈呈式を開催した。

今年で6回目となる同事業は、静岡県内の児童養護施設等を退所して4月より新生活を始める児童を対象に、必要な支度費として1名につき4万円を寄附するもの。児童が自立し、より充実した新生活が送れることを願い、必要な品物を購入する際の資金として援助している。

贈呈式で冨田和宏社長は「自分の未来は自分自身で切り開いていくことができ、どんな小さな成功も自信へとつながります。皆さんのこれからの人生が希望に満ちて充実したものになることを願います」と児童にエールを贈った。また、児童代表からは「初めての一人暮らしであり学業と家事の両立には不安な気持ちがありますが、ABC様からの応援を胸に頑張っていきます」とお礼の言葉を述べた。

今年度は12施設の27名に計108万円を寄附した。これにより事業開始からの寄附金累計額は652万円となった。

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