日本生産性本部余暇総研は7月15日、「レジャー白書2025」(速報版)のオンラインブリーフィングを開催した。
これは、今年10月に発行予定の「レジャー白書2025」の取りまとめに向けて実施した2024年の余暇活動に関する個人の意識や参加実態に関するアンケート調査の結果を速報版として公表したもの。それによると、パチンコ・スロット参加率は7.1%(前年は6.8%)、年間平均活動回数は31.0回(前年は31.2回)、年間平均費用は8万9,900円(前年は10万9,000円)、参加希望率は5.4%(前年は5.2%)。参加率・参加希望率が微増となった一方、年間平均活動回数・年間平均費用は減少している。
本調査は、今年2月にインターネットを通じて実施し、全国の15~79歳の男女、3,467人から有効回答が得られた。余暇活動参加率では「国内観光旅行(避暑、避寒、温泉など)」が48.3%で3年連続の1位となったほか、仕事より余暇を重視する「余暇重視派」が過去最高を更新した。