【パチンコM&A】“nikko”ブランドが福岡上陸へ、日光商事が福岡県北九州市の『ゾーン戸畑店』をグループ化

福岡県北九州市戸畑区で営業してきたパチンコホール『ゾーン戸畑店』が、合同会社日光商事に事業承継されることが10月17日付の官報に公告された。

同店は県道50号線沿いに立地し、パチンコ機358台・パチスロ機419台（合計777台）を設置する大型ホール。半径3キロ圏内には『がちゃぽん戸畑店』や『スペース666』などの競合ホールが営業している。

こうした競争環境下で『ゾーン戸畑店』を運営してきたのは、福岡県にてパチンコホールを展開する㈱ゾーン。同社では、2023年に1店舗の閉鎖が確認されて以降、特に大きな動きは見られていなかった。

一方、『ゾーン戸畑店』を承継した日光商事グループは、四国・中国地方を中心にパチンコホールを店舗展開する中堅チェーン。経営店舗はすべて「nikko」の屋号を冠し、計22店舗を運営している。1店舗あたりの平均設置台数は975台となり、いずれも大型店舗が中であり、ハード面の優位性が同グループの強みといえる。

なお、同グループは本年6月に『パーラータイヨー呉店』（広島県呉市）を傘下に収めており、『ゾーン戸畑店』で本年2件目の事業承継となる。

現状、九州地区における同グループの経営ホールは『nikko大分中央店 』（大分県大分市）のみであり、“nikko”ブランドが福岡上陸となるか注目である。

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