覇権は一択?期待の機種が伸び悩み、圧倒的低評価を叩き出した機種の致命的欠陥を徹底解剖【新台AIレビュー】

今回は12月22日に導入されたパチスロ新台の「導入後評価」を、総合点におけるランキング形式で紹介します。

■対象機種
「スマスロ 秘宝伝」(パオン・ディーピー)
「L 無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜」(ニューギン)
「L不二子BT」(アムテックス)
「スマスロ 沖ドキ!DUO アンコール」(メ―シー)

1位(1)「L不二子BT」(アムテックス)

総合84点(92)
演出78点(90)・スペック88点(95)・出玉性能82点(85)・ゲーム性90点(93)・ファン満足度85点(88)

■ポジティブ意見

・BTに入った時のイケイケ感がたまらない
・他のBT機に比べて、BIG1回150枚取れるので出玉の塊が作りやすい
・リーチ目が出た瞬間の脳汁がすごい、これぞ不二子
・技術介入の難易度が低く、誰でも機械割を上げやすい
・SBBを引いた時の嬉しさは現行ノーマル機でもトップクラス
・短時間勝負に向いているスペック
・不二子のボイスや楽曲が良く打っていてテンションが上がる
・高設定の機械割が優秀
・予告音と出目の絡みが絶妙で、知れば知るほど面白いスルメ台
・BT中が「現状維持」でボーナスを待つタイプなので、即連系とは違うドキドキ感が楽しめる
・前作(TYPE A+)が好きだった人なら違和感なく入り込める正統進化
・レバーオンでのフリーズ演出が美しく中毒性がある

■ネガティブ意見

・SBB待ちのゲーム性すぎる、通常BIGとREGだけではジリ貧
・BT突入率やループ率が思ったより厳しく、単発で終わった時の絶望感がすごい
・BT中、現状維持でダラダラ引っ張られるのがストレス(即連してほしい)
・演出が前作やルパンシリーズの使い回しばかりで手抜きを感じる
・コイン持ちが悪く、BTに入れる前に投資がかさむ
・リール配列や制御が単調で長時間打つと飽きる
・リールのバックライトや演出の光量が強く目が疲れる
・リーチ目が出るまでが静かすぎて、何も起きない時間が苦痛
・「これならジャグラー打ったほうがマシ」と思ってしまう瞬間がある

▼AIによる総評
総合84点と高評価の本機は、Aタイプの遊びやすさとボーナストリガーの期待感を融合した「遊べるスマスロ」として支持されています。特にゲーム性は90点と際立ち、天井非搭載による「やめ時の自由度」や設定1でも約1/141という軽い初当りが、タイパを重視する現代層に受け入れられている。スペック面も88点と優秀で、現実的なBT突入率が評価されています。演出面のマンネリ化や爆発力不足への指摘はあるものの、短時間でも勝負できる手軽さが好感され、過度な投資リスクを避けたいユーザーの受け皿として独自の地位を築いています。

2位(4)「スマスロ 秘宝伝」(パオン・ディーピー)

総合76点(78)
演出85点(85)・スペック72点(80)・出玉性能70点(88)・ゲーム性78点(70)・ファン満足度75点(75)

■ポジティブ意見

・高確率中に本当の自力感があり、叩きどころが明確で熱くなれる
・演出や法則、サウンドが4号機時代を踏襲しており、当時の世代にはたまらない
・伝説ロングに入った時の終わらない感と、ボーナス連打のイケイケ感
・高設定(特に6)は初当りが軽く勝率が高そう
・チャンス目が重い分、引いた時の期待感がしっかりある
・過剰な煽りが少なく、熱い時はしっかり熱いというバランスが良い
・リーチ目や違和感演出など、出目でボーナスや高確率を察知できる瞬間がスロットとして面白い。
・上位ATに入らなくとも通常のボーナス連打だけでまとまった出玉が得られる
・ハマっても伝説モードへの移行さえ掴めれば一撃で取り返せそう

■ネガティブ意見

・チャンス目が重すぎて通常時が苦行
・せっかく入れた高確率をスルーした時の徒労感が半端ない
・ボーナスを引いても、そこから伝説モードに入れるハードルが高く単発地獄で爆死する
・低設定は高確率に入らず、入っても当たらず、吸い込み続けるだけのマシーン
・コイン持ちが悪い
・懐かしさはあるが、現代基準で見ると演出パターンが少なく単調
・自力感はあるが引けないとイライラする
・苦労して当てたボーナスがREGだった時の出玉の少なさと、その後の繋がらなさに心が折れる
・いつ有利区間が切れて、どういう抽選をしているのかが分かりにくい
・伝説モードに入ったと思っても、ショートだとすぐに転落してしまい出玉が伸びないことが多い

▼AIによる総評
往年のサウンド法則や「フライング演出」による快適な遊技感は、オールドファンから高く評価されている。高ベース設計と設定6の安定感も持ち味だが、純増2.5枚の遅さと機械割110%というスペックは、射幸性と時間対効果を求める現代のスマスロ市場では「夢がない」と厳しい声が目立つ。また、AT中の演出が単調で作業感が強い点もマイナス要因となり、点数はやや低迷。往年の良さを継承しつつも、出玉性能や演出の派手さが現代ニーズと乖離しており、懐古層向けの「マイルドなスルメ台」という評価に留まっている。

3位(2)「スマスロ 沖ドキ!DUO アンコール」(メ―シー)

総合68点(89)
演出75点(92)・スペック85点(88)・出玉性能80点(85)・ゲーム性60点(94)・ファン満足度40点(90)

■ポジティブ意見

・新搭載の「のるカナチャンス」に入った時のイケイケ感が凄い
・800G天井到達で「のるカナチャンス」確定はかなりデカい、ハマっても希望が持てる仕様
・テーブル管理とモード示唆が継承されていて「考える楽しさ」がある
・ツラヌキ要素のおかげか、DUOよりも一撃3,000~4,000枚クラスの波が作りやすくなっている
・初当りが他のシリーズ機に比べ軽めに感じる
・過去の名曲のアレンジや新BGMがテンション上がる
・前作で不評だったガセ演出が少し減り、光る時の違和感演出などの種類が増えていて飽きない
・終了画面やボイスなど設定示唆が豊富
・天国に上がりさえすれば、最低継続率でもそこそこ連チャンしてくれる印象(単発抜けが減った?)

■ネガティブ意見

・投資スピードが速すぎる
・テーブル把握が面倒
・出目が汚い
・「のるカナ」に入らないと無理、天井恩恵以外で入れるハードルが高い
・演出、筐体、基本的なフローが前作と代わり映えせず新鮮味に欠ける
・低設定は明らかにREGに偏る印象
・テーブル推測要素があるせいで、徘徊ハイエナがウザい
・「アンコール」の意味が不明、タイトルにするほどの新要素か?
・ドキハナチャンスは期待度50%と言われているが、体感20%くらいしか成功しない
・テーブルによっては天国までかなり深く、スルー回数天井を追うと死ねる
・やめ時が難しい

▼AIによる総評
本機は総合68点の「未完の大器」と評価される。スペック(85点)や出玉性能(80点)は極めて高く、新機能「のるカナチャンス」による爆発力は5号機をも凌駕すると好評だ。一方で、解析情報の非開示が招く「ブラックボックス化」が致命的で、高額情報商材の横行や情報格差により、ファン満足度は40点と低迷している。高い射幸性と戦略性を持つ反面、不透明なシステムへの不信感が強く、真価の発揮には今後の情報開示が不可欠とされる。ポテンシャルは高いが、現状は手放しで賞賛できない状態にある。

4位(3)「L 無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」(ニューギン)

総合35点(88)
演出60点(92)・スペック20点(85)・出玉性能30点(87)・ゲーム性40点(81)・ファン満足度25点(90)

■ポジティブ意見

・レバーレス筐体が意外と快適、「ながら打ち」に最適
・目押し不要で初心者や目押しが苦手な人でも安心して打てる
・ヒロインたちの水着イラスト(新規絵)のクオリティが高くファンにはたまらない
・ナビボイスを推しキャラに変更できる機能が良い
・アニメのOP/EDだけでなく、本機オリジナルの楽曲も搭載されておりテンションが上がる
・上位AT(純増約4.5枚)に入った時のイケイケ感と出玉スピードが良い
・高設定(特に6)はエクストラ設定のような挙動で、安定して右肩上がりになる報告が多い
・液晶周りの情報整理がされており、現在の状態や狙いドコロがわかりやすい
・パネルのランプ点灯による示唆で、視覚的にアツさがわかりやすい

■ネガティブ意見

・レバーを「叩く」という動作がなく、ゲームセンターやスマホアプリをやっているようで味気ない
・3つのボタン間隔が狭く、指が太いと隣のボタンを誤って押してしまうことが多い
・演出に頻繁に出てくる主人公の前世(太ったおっさん)のビジュアルが生理的に無理
・パンツネタや性的なニュアンスの演出が多く演出が下品すぎる
・設定1・2はCZすら遠く、吸い込みがきつすぎて絶望的
・ゲーム性の核となるレア役(チャンス目)が重い
・対応役を引かないとどうにもならない場面が多く、引けなかった時の「やらされている感」が強い
・リール出目が汚い
・通常ATの純増が遅い
・CZ「無職チャンス」が無理ゲー、期待度50%とあるが実際はもっと低く感じる
・導入台数が少なく、まともに勝負できる環境のホールが無い
・『無職転生』というビッグタイトルなのに、なぜもっと王道の筐体・スペックで作らなかったのか

▼AIによる総評
総合35点という厳しい評価で、導入直後からやや酷評目立っている。業界初の「レバーレス」筐体は没入感を損なうとして不評。特に「初当り詐欺」と呼ばれる、当りが出玉に直結せず投資地獄へ誘うスペック設計や、抽選の不透明な「ナビ隠し」疑惑がユーザーの不信感を招いている。映像演出は評価されているが、投資に対する報酬バランスが崩壊しており、「頑張っても報われない」仕様が原作ファンの期待を裏切った形だ。技術的挑戦が裏目に出た失敗作と位置付けられている。

▼総評
導入後もそれなりの評価に落ち着いた機種が多い中、「L 無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」だけが総合35点と大きく評価を落とした。話題の新筐体が思ったほどの打感ではなく、ゲーム性や演出面の出来栄えでコンテンツファンからの支持も得られなかったのも大きいか。それ以外の機種は導入前から評価をあまり落としておらず、良くも悪くも期待通りのものが多かったといえそうだ。

※「AIレビュー」とは、その機種におけるネット上の評価・コメントを拾い集めて点数化したもの。ポジティブな声が多ければ点数は高くなり、逆にネガティブな声が多ければ低くなる傾向になっています。あくまでも忖度無しのユーザーの声が点数に反映されますから、「点数が高い=ユーザーの評判が良い」「点数が低い=ユーザーの評判が悪い」と思ってください。「演出」「スペック」「出玉性能」「ゲーム性」「ファン満足度」の各5項目100点満点で採点し、最終的に総合点も100点満点で採点しています。

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