甘すぎスペックの「不二子」が覇権!?話題の「レバーレス機」や「名機リバイバル」、「沖ドキ」新台を忖度なしで格付けしてみた結果…【新台AIレビュー】

今回は12月22日に導入が予定されるパチスロ新台の「導入前評価」を、総合点におけるランキング形式で紹介します。

■対象機種
「スマスロ 秘宝伝」(パオン・ディーピー)
「L 無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜」(ニューギン)
「L不二子BT」(アムテックス)
「スマスロ 沖ドキ!DUO アンコール」(メ―シー)

1位「L不二子BT」(アムテックス)

総合92点
演出90点・スペック95点・出玉性能85点・ゲーム性93点・ファン満足度88点

■ポジティブ意見

・ボーナス確率が軽くて遊びやすそう(設定1で約1/141)
・SBBがループするBTの仕様に夢がある
・技術介入要素(2コマ目押し等)があり腕次第で出玉を増やせる
・昔の「不二子」のようなリーチ目マシンとして楽しめそう
・「タイプライタ演出」や「サーチライト」など、ルパン系おなじみの演出はやはりテンションが上がる
・高設定の機械割が高くスペックが甘めに見える
・低設定でも「まぐれ吹き」が期待できそうなスペック設計
・通常時の演出カスタム機能や「隠しモード」があるのが嬉しい

■ネガティブ意見

・結局「SBB」待ちの台で引けないと爆死しそう
・ボーナス枚数が少なめで連チャンしないと出玉が増える気がしない
・SBB以外のボーナス(特にREG)が「ゴミボ」扱いになりそう
・演出が過去作の使い回しに見える部分があり新鮮味に欠ける
・技術介入が苦手なライト層にはやや敷居が高く感じる
・出玉の瞬発力があまりなさそうで、夜からは打ちにくいかも
・高設定を使わないホールだと、ただの「吸い込みが早い台」になりそう
・通常時が修行になりがちなルパンシリーズの悪い癖が出ていないか心配
・筐体やパネルのデザインがピンク過ぎて少し下品に見える

▼AIによる総評
射幸性が極まった市場の中で、「遊びやすさ」と「出玉性能」を両立させた良台と高く評価されている。特に設定6で約1/98という破格の軽さと、SBBから始まる50%ループのBTが評価されている。ノーマルタイプの安心感にスマスロの瞬発力を加えたゲーム性は、荒い機種に疲れた層や短時間勝負を好む層から支持されている。単発終了のリスクやREG枚数への懸念はあるものの、リーチ目の探求心を満たす仕様は完成度が高く、長く愛されるホールの定番機種になるポテンシャルを秘めているといえるだろう。

2位「スマスロ 沖ドキ!DUO アンコール」(メ―シー)

総合89点
演出92点・スペック88点・出玉性能85点・ゲーム性94点・ファン満足度90点

■ポジティブ意見

・出玉率やコイン単価を見る限り、ツボにハマった時の爆発力は歴代最強クラスだと感じる
・純増4.0枚は現行機として十分に速く、夜からでも勝負できる
・新搭載の「のるカナチャンス」で1G連を高確率でストックできるのは、これまでの沖ドキにないイケイケ感
・天国ループとドキハナチャンスが融合した「アンコールループ」がシームレスで、終わる気がしない時の高揚感が凄そう
・「GOLD」「BLACK」のどこのモードにいるのか分からないより、「DUO」の「テーブル推測・判別」ができる仕様の方が圧倒的に面白い
・ユニメモ等でモードを後で答え合わせできるのが知識介入のしがいがあって良い
・スルー回数天井や有利区間天井を意識した立ち回りが効くため、ハイエナや期待値稼働勢には好意的に受け取られている
・モード移行がある程度推測できるため、GOLDのようにダラダラと引っ張られず、スパッとヤメられるのが良い

■ネガティブ意見

・コイン単価4.6円は吸い込みがエグそう
・『DUO』のマイルドな遊びやすさが好きだったのに、スマスロ化で荒波になりすぎて「遊びやすさ」がなくなっている
・有利区間を切るまでの投資がかさむと、回収が困難になるケースが多そう
・推定モードAで大ハマりを繰り返されると、テーブルが分かっていても心が折れそう
・ドキハナチャンスの50%勝負は、外した時のストレスが凄そう
・差枚プラスになった後や、一撃出た後に極端に当りが重くなる「冷遇」があるのではないかと疑ってしまう
・朝イチ以外(他人が回した後)だと現在のテーブル状況が完全には把握できないため手が出しにくそう
・目玉機能の「のるカナチャンス」だが、実際はなかなか入らないし入ってもすぐ転落して期待外れに終わりそう

▼AIによる総評
スマスロ化したことによる一撃性と、「のるカナチャンス」などの新トリガーへの期待が高い。また、他シリーズ機の「いつ有利区間が切れたか分からない」仕様よりも、「DUO」のようにモードテーブル推測や答え合わせができるゲーム性を好む層から絶大な支持を得ている。
しかしコイン単価の高さから、「手軽な遊び」や「低リスク」を求める層には敬遠される傾向がはっきりしている。「テーブル推測」という要素が、面白さの源泉であると同時に、ハイエナや情報格差といったネガティブな要素も生んでいるようだ。

3位「L 無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」(ニューギン)

総合88点
演出92点・スペック85点・出玉性能87点・ゲーム性81点・ファン満足度90点

■ポジティブ意見

・レバーを廃止した「MIRAI-H」筐体は近未来的で、慣れればスマートに遊技できそう
・「無職転生」という超人気版権がついにスロット化されただけで打つ価値がある
・推しキャラのボイスを細かく設定できるのはファン心理を分かっている
・上位ATと特化ゾーンがループする「無職転生ループ」が強力で、万枚も狙えそう
・演出(特にカットインや神のご神体関連)の作り込みが素晴らしい
・「全ヒロインランプ点灯」の達成感が視覚的にわかりやすくて良い
・先行導入店ですでにコンプリート報告や派手なグラフが出ており夢がある
・ 巨大な透過液晶によりリールや図柄が見やすく、目押しが苦手な層にも配慮されている
・CZからAT、35セット到達等の条件でエンディング確定など明確なゴールがあるのが良い
・下部液晶の使い方がうまく、待機中も退屈しない映像が流れる

■ネガティブ意見

・「レバーを叩く」というスロットの醍醐味がなく、熱い場面で気合の入れどころがない
・直営店にて「左右のボタンを押したのに中リールも止まった」等の誤動作・バグ報告がある
・従来のレバー操作とフローが違うため、AT中の押し順ミスが頻発しそう
・通常時のCZまでの道のりが作業的で退屈
・CZの突破難易度が高い
・公表スペックは良いが、実際の挙動は辛いのではないかというメーカーへの不信感
・一部キャラの3Dモデルが少し古臭く、最新のアニメ映像とのギャップが気になる
・煽り演出が過剰で、期待できないのに騒がしいニューギン特有のバランスが懸念される
・上位に入れないと純増3.0枚のまま終わるため、単発・ショボ連の絶望感が強そう
・ボタンが光る演出等が過剰で、長時間打つと目が疲れそう
・アニメの壮大なストーリーをパチスロ尺に詰め込んでいるため、原作ファンとしては展開が急すぎると感じる

▼AIによる総評
業界初の本格レバーレス筐体「MIRAI-H」を採用し、既存の常識を覆す野心作として高評価を得ています。原作の「成長」をシステム化した「ヒロイン昇格」や、期待値900枚の「オールヒロイン」など、IP特性と出玉性能の融合は秀逸で、スマホ世代への最適化や没入感は高く評価される一方、従来機にある「レバーを叩く」快感の喪失や、上位AT到達の難易度の高さには懸念も残ります。賛否両論を呼びつつも、業界の停滞を打破しうる未来志向の変革機として、高い市場ポテンシャルを秘めています。

4位「スマスロ 秘宝伝」(パオン・ディーピー)

総合78点
演出85点・スペック80点・出玉性能88点・ゲーム性70点・ファン満足度75点

■ポジティブ意見

・チャンス目から「高確率」へ突入させるという王道ルートの復活を喜ぶ声
・伝統の伝説モードはスマスロの貫き要素と相性が良さそう
・スマスロ化により、高純増ATでの一撃性能に期待
・レオン、シャーリー、クレアといったお馴染みのキャラによる演出が懐かしい
・「チャンス目を引けば何かが起きる」というシンプルなゲーム性を支持
・ピラミッド図柄が止まった時の「カキーン」という音が中毒性高い
・伝統的に設定判別要素が豊富なので打ち込み甲斐がありそう
・「リゼロ2」や「番長4」を経たスマスロのノウハウが蓄積されていることへの期待

■ネガティブ意見

・スマスロ特有の「コイン持ちの悪さ」への恐怖心
・チャンス目を引けない区間が虚無に感じてしまう
・上位に入れないと勝負にならないのではという懸念
・過去作の映像流用が多く新鮮味に欠ける
・「高確率」に入るまでの前兆が長く、ガセると非常にストレス
・結局ある程度出さないと「ツラヌキ」まで辿り着けないのでは
・チェリーやスイカが仕事をしてくれない感
・やっと入れた伝説モードがすぐ終わってしまった時の絶望感

▼AIによる総評
強力な出玉性能と、チャンス目確率が約8倍に跳ね上がる「本物の高確率」の再現は、4号機世代の熱狂を呼び覚ます要素として高評価を得ている。ウェイト時間を活用した「フライング演出」など技術的な革新性も光る。しかし、近年のトレンドである「冷遇区間」の搭載を危惧するユーザー心理が最大の懸念材料。通常時のチャンス目の重さと相まって、通常遊技の意欲維持に課題を残す。内部仕様の公平性が証明されれば大ヒットの可能性を秘めるが、現状は期待と警戒が拮抗する「尖った一台」と評価される。

▼総評

1位は「L不二子BT」。コンテンツファンの多さと軽めの初当りで、一定以上の稼働貢献を期待しても良さそうか。意外にも話題機である「スマスロ 秘宝伝」と「L 無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜」の両AT機は3位と4位という結果になったが、注目度の高さから賛否が分かれた結果ともいえる。3位以下とはいっても総合点は高めであり、ユーザーの期待はうかがえる。導入後の評価が非常に気になるところだ。

※「AIレビュー」とは、その機種におけるネット上の評価・コメントを拾い集めて点数化したもの。ポジティブな声が多ければ点数は高くなり、逆にネガティブな声が多ければ低くなる傾向になっています。あくまでも忖度無しのユーザーの声が点数に反映されますから、「点数が高い=ユーザーの評判が良い」「点数が低い=ユーザーの評判が悪い」と思ってください。「演出」「スペック」「出玉性能」「ゲーム性」「ファン満足度」の各5項目100点満点で採点し、最終的に総合点も100点満点で採点しています。

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