新台パチンコ・パチスロ「面白い台」は!? 『アビス』と『ネオプラ』のリアルな導入後評価で”稼働の明暗”を斬る!【新台AIレビュー】

今回は11月17日に導入された新台の「導入後評価」を紹介します。対象機種は下記のとおりで、パチンコ・パチスロ共に1機種のみとなっています。

■対象機種
パチンコ
「Pメイドインアビス 奈落の連環蝕」(メ―シー)
パチスロ
「スマスロネオプラネット」(セブンリーグ)

「Pメイドインアビス 奈落の連環蝕」(メ―シー)

総合78点(58)
演出85点(70)・スペック78点(65)・出玉性能70点(45)・ゲーム性65点(50)・ファン満足度88点(60)

■ポジティブ意見

・通常時の先読みが少なく、ブルカス(保留変化)で当否が分かりやすい
・ラッシュ中の直当りメインでテンポが良い
・ミドル版をライト化した甘スペックでライトユーザー向け
・上位RUSHで50連オーバー報告アリ
・アビス世界観の演出(呪いver.リーチ、ストーリー展開)がファン心をくすぐる

■ネガティブ意見

・先バレがほとんど来ず、演出が渋く地味
・LT突入率4%が遠い
・初回RUSH後即転落が多く、LT待ちで単調
・右打ち中のストレス(転落煽り)がMAX
・LT遠さと不安定さで、原作愛が報われない苛立ち

▼編集部コメント
導入前に比べ点数を大幅に伸ばしている。軽い初当りでライトユーザー向けなのと、「演出」と「ファン満足度」の高さを見て分かるように、コンテンツファンからの評価が高いようだ。ただRUSH中に関しては、頻繁な転落煽りでストレスが溜まるのと、LT突入の遠さで評価は分かれている。LT突入率4%の低さはまさにLTと呼ぶべき突入率だが、突入率が低い上に出玉もLT依存であれば、ヤレた人以外からのリピートは少なそう。

「スマスロネオプラネット」(セブンリーグ)

総合72点(68)
演出85点(75)・スペック80点(80)・出玉性能75点(70)・ゲーム性60点(60)・ファン満足度65点(45)

■ポジティブ意見

・ELビジョン再現で懐かしい興奮、伝統の演出法則も継承
・通常時のモードが選べる
・青7変化演出が脳汁出る
・スーパーBIG平均616枚、ビッグバンモードで裏モノ級の出玉がある
・ 毎G抽選+レア役解除でどこからでも打てそう感ある
・4号機時代を知ってる層からは「打てるだけで満足」という声も

■ネガティブ意見

・楽しみ方が4号機時代と異なり「知ってるネオプラじゃない」
・モードDが4、5連で落ちるイメージが強い
・規定G数消化が重くてダレる
・出玉ポテンシャルは高いがハマり時の投資回収が厳しい
・モードB中心でモードがほぼ動かない
・沖ドキをエグくしたような台

▼編集部コメント
懐かしさによる満足度が高い一方、出玉の不安定さ(モード落ちの早さ、ハマりやすさ)が指摘されている。大量出玉報告も見られるが、「モードBから動かない」「遅れ待ちが流行らない」と、ゲーム性に対してもネガティブな意見が目立つ。全体として懐かしさの魅力が評価を支えるものの、出玉性能は比較的荒めで打てる層が限られそうなので、懐かしいからと気軽に打てる台でもないのは稼働に影響するだろう。 総合評価は72点と高めで、同メーカーの「スマスロキングパルサー」と比較し「ネオプラ」の方が良いという意見がみられるものの、市場の評価としては同程度終わるのでは。

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