改正風営適正化法が施行された、パチンコ店も無関係とはいえない【寄稿コラム】

改正風営適正化法が6月28日に施行され、特に悪質なホストクラブなどへの規制強化が図られた。風俗営業店であるパチンコホールにも影響があるため、新たな罰則や規制項目については適宜把握しておきたい。

この改正に伴い、ホストクラブ向けに「接待飲食営業における広告及び宣伝の取扱いについて(通達)」が発出された。この通達はホール向けの広告宣伝規制に類似しているが、より明確な禁止ワードや類型が示されていた。事業者への周知も徹底され禁止ワードは看板から消されているようだ。

通達での主な違いは違反への対応に見られる。ホールの場合、まず事業者団体を通じて広告宣伝の健全化を促し、改善が見られない場合に指示処分を検討するなど段階的な手続きが重視される。

一方ホストクラブに対しては違反状態が認められた場合速やかに行政指導を行い、従わなければ直ちに指示処分を検討するという対応。この違いは警察庁の両業種に対する信頼度や規制の必要性に差があることを示しているのだろう。

ガイドライン第3版では一部の行き過ぎた広告宣伝が問題視されていた。ホストクラブ向けの通達がホール規制への見本とならないよう、ガイドラインを精読し遵守を徹底して頂きたい。

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