評価真っ二つの「エヴァ」、あの有名版権機はLT性能が評価されるも圧倒的低評価に…【新台AIレビュー】

今回は12月22日に導入されたパチンコ新台の「導入後評価」を、総合点におけるランキング形式で紹介します。基本的に本スペックとゲーム性が大きく変わらない追加スペックの甘デジ等は除外していますが、今回は全3機種ということもあり「P少女☆歌劇 レヴュースタァライト 99 LT3000」も対象としています。

■対象機種
「e 新世紀エヴァンゲリオン ~はじまりの記憶~」(ビスティ)
「P沖ドキ!ドキドキ弾丸ツアー」(メ―シー)
「P少女☆歌劇 レヴュースタァライト 99 LT3000」(豊丸)

1位(2)「P少女☆歌劇 レヴュースタァライト 99 LT3000」(豊丸)

総合78点(88)
演出82点(92)・スペック92点(95)・出玉性能88点(98)・ゲーム性75点(85)・ファン満足度79点(89)

■ポジティブ意見

・甘デジで3,000発があるのは夢がありすぎる
・LTに入らなくても、そこそこ遊べるスペックになっている
・楽曲がやっぱり神
・通常時の演出バランスがカスタムを入れるとかなり快適
・3,000発取った後も上位RUSHが続くので、ツボにハマれば万発も射程圏内
・右打ち中の消化スピードが早く爽快感がある
・演出が綺麗で、原作愛を感じる作り込み
・1/99なので初当りが軽く、投資がかさみにくいのが精神的に楽
・下位RUSHでもそこそこ連チャンするので、LT待ちだけの台ではないと感じた
・オーバー入賞が決めやすく、技術介入の余地があるのが好印象
・役物の動きが派手でカッコいい、特に「キラめき」の演出が良い
・突入率と継続率のバランスが、最近のLT機の中では良心的な部類
・前作の良い部分を残しつつ、スペックを尖らせた正統進化

■ネガティブ意見

・LTに入らないとただのゴミ出玉で終わる、下位RUSHが無理ゲーすぎる
・3,000発に割を食われすぎて、基本の出玉が少なすぎて増えない
・「1/99」と書いてあるが、LTに入れるまでの実質確率はミドル並みに重い
・演出が前作やミドルの使い回しが多く新鮮味に欠ける
・激アツ外しが頻発して心が折れる、信頼度バランスが悪い
・右打ち中の削りがひどい店だと上皿が崩壊する
・LT駆け抜け(即落ち)した時の絶望感が半端ない
・3,000発の振り分けに負け続けると、甘デジなのに5万以上負ける
・演出の煽りがしつこい、何も起きないのに騒がしい
・ステージ性能が悪く、入賞口に玉が寄らない個体が多い気がする
・期待して座ったが、単発・ショボ連の繰り返し
・初当りは軽いがラッシュ突入の壁が厚く追加投資が止まらない

▼AIによる総評
甘デジの概念を破壊する「劇薬」として、評価が極端に二極化しています。肯定派は、右打ちオール1,000個以上という技術的革新とミドル級の一撃性を絶賛しますが、否定派は50%の厳しい突入壁と救済欠如を「甘デジ詐欺」と批判しています。総じて、スペックの完成度は極めて高いものの、手軽さを求めるファン層を意図的に切り捨てたハイリスク設計により、ユーザーを激しく選ぶ一台です。甘デジに安定ではなく「過激な夢」を求める層だけに向けた、極めて尖った機種と言えます。

2位(1)「e 新世紀エヴァンゲリオン ~はじまりの記憶~」(ビスティ)

総合68点(89)
演出85点(94)・スペック75点(82)・出玉性能92点(88)・ゲーム性70点(90)・ファン満足度55点(86)

■ポジティブ意見

・右打ちALL2,400発の破壊力は本物
・通常大当たりでも必ず「時短100回」が付くのが良い
・RUSH突入率がトータル約61%(時短込み)と、ハイリスク機にしては間口がそこまで狭くないように感じる
・一撃4万発、5万発報告も多数、負けを一気に捲れるポテンシャルがある
・複雑なスペックが多い中、シンプルなゲーム性で分かりやすい。
・ST157回転というロングSTなので、演出を楽しめる時間が長い
・映像が綺麗になっている
・カスタム機能が充実している
・BGMやSE(効果音)のクオリティが高い

■ネガティブ意見

・初当たり1/399は重すぎる
・時短中の引き戻し確率も399分の1で引き戻せる気がしない
・吸い込みスピードが早い
・「ヘソ落ち」やパンク報告が散見される
・エヴァ15の方がバランスが良く、あえてこの重い台を打つ理由が見当たらない
・筐体上部の巨大な役物でデータカウンターが見えないのが不便
・筐体の圧迫感がすごく、隣の席との距離が近く感じる
・演出バランスへの不満
・RUSH中の消化スピードが、近年の高速機に比べると遅く感じられ爽快感に欠ける

▼AIによる総評
確率1/399・右打ちALL2,400発という規制緩和を活かした極限スペックが特徴で、RUSH突入=大量出玉という破壊力や、初代映像の高品質リマスターはコアなファンや出玉を求める層に好評です。一方で、通常大当り300発という厳しい出玉設計が「投資リスクに見合わない」と批判を浴び、名機「エヴァ15」と比較して評価は二極化しています。爆発力は認めるものの、通常時の虚無感やカスタムの複雑さもあり、総合的には人を選ぶ「ハイリスク機」との評価に留まっています。

3位(3)「P沖ドキ!ドキドキ弾丸ツアー」(メ―シー)

総合39点(82)
演出38点(85)・スペック42点(80)・出玉性能48点(90)・ゲーム性32点(88)・ファン満足度36点(75)

■ポジティブ意見

・継続率約89%でオール1,500発は現行機でもトップクラスの性能、入れば終わる気がしない
・投資がかさんでも、LTの一撃性能が高いので最後まで諦めずに打てる
・役物を突破して「1/22を引けるか!?」というヒリつきがたまらない
・仕事帰りや隙間時間に「一発勝負」として打つには最適なスペック
・「光れば当り」というシンプルな告知はやはり脳汁が出る
・厳しい役物をクリアし、デジタル抽選をパスした時の達成感
・RUSH中の消化が早く、出玉が増える速度が爽快
・音や演出がシンプルで、スロットの沖ドキファンならニヤリとするポイントが多い
・液晶ばかりの台が多い中、玉の動き(役物)を目で追えるのはパチンコらしくて良い
・リーチ後のカットインや女の子のグラフィックは可愛く作られている
・LT突入(18%の壁)を超えた瞬間の興奮は、今のパチンコで一番すごいかも

■ネガティブ意見

・回転体のタイミングがシビアすぎて、そもそもスタートに入賞しない
・LT突入率18%は低すぎる
・回転体に行くだけで数千円、「4kで1回転」ということもザラ
・店側の調整次第でどうにでもなる仕様に見え、露骨に回収台として使われている店が多い
・役物を突破しても、1/22を外しまくると虚しくなる
・演出が手抜き
・役物の動きがつまらない
・一部の特殊スペック好き以外は、一度打ったら「もういいや」となりそう
・沖ドキの名前を使っているだけでゲーム性は別物、スロットの良さがない
・「LT搭載!」と謳っているが、実質は都市伝説レベルで入らない

▼AIによる総評
酷評の最大の要因は、大当り確率1/22.2という表記に対し、役物の壁が厚すぎてデジタルが回らず、投資速度が異常に速い点にある。大半の玉が死に玉となる「虚無の時間」と二重抽選のストレスが致命的で、ゲーム性は32点と最低水準だ。LTの89%継続やALL1,500個という出玉性能に一部評価はあるが、突入率18%の壁が高く、通常時の苦痛に見合わない。演出を楽しむ土俵にすら立てず、「沖ドキ」ファンの期待を完全に裏切った結果の評価である。

▼総評

大注目の「エヴァ」は図柄揃い399の重さで予想通り評価は分かれたが、総合68点と比較的高評価に落ち着いており、受け入れられているといえる。直近のシリーズ機より初当りは重いが、そのぶん出玉でその差を埋められると認識されるようなら人気も維持できるか。一方の「沖ドキ!」はLT突入難易度の高さから低評価に。打つ人を選ぶゲーム性とスペックであり、刺さる人には刺さる台として評価されれば十分か。

※「AIレビュー」とは、その機種におけるネット上の評価・コメントを拾い集めて点数化したもの。ポジティブな声が多ければ点数は高くなり、逆にネガティブな声が多ければ低くなる傾向になっています。あくまでも忖度無しのユーザーの声が点数に反映されますから、「点数が高い=ユーザーの評判が良い」「点数が低い=ユーザーの評判が悪い」と思ってください。「演出」「スペック」「出玉性能」「ゲーム性」「ファン満足度」の各5項目100点満点で採点し、最終的に総合点も100点満点で採点しています。

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