
今回は12月8日より導入開始となったパチスロ新台の「導入後評価」を、総合点におけるランキング形式で紹介します。
■対象機種
「スマスロ 化物語」(銀座)
「スマスロ 銀河英雄伝説 Die Neue These」(コナミアミューズメント)
「プリズムナナ」(カルミナ)
1位「プリズムナナ」(カルミナ)

総合78点
演出85点・スペック80点・出玉性能75点・ゲーム性90点・ファン満足度80点
■ポジティブ意見
・映像・演出のクオリティが圧倒的
・全20曲という豊富な楽曲数が搭載されており「神曲が多い」「音を聞いているだけで楽しい」といった意見が見られる
・7G先のボーナス確率が見える「マジカルST」について、「叩きどころが明確で面白い」「確率を育てて繋げる感覚が新しい」と評価
・同時期導入の他機種と比較して、「演出の完成度や面白さはプリズムナナの方が上」とする意見が散見
■ネガティブ意見
・「チャンスが見えているのに外した時の精神的ダメージが大きい」と、「確率が見える」ことの弊害と思われる意見が目立つ
・「単発ばかりできつい」「投資に見合うリターンが得にくい」と、ST駆け抜けの多さに対する厳しい声
・初代の独特な変態的挙動(良い意味でのDAXELらしさ)が薄れ、普通のスマスロになってしまった、と嘆く古参ファンの声
・リメイクとしての完成度は高いが、尖った部分がマイルドになった
導入台数が少なく、コンテンツファンが中心となって評価したがゆえの高得点という可能性も否めないので、今後、多くの人が触れていけば、その評価が下がっていく可能性もありそう。
2位「スマスロ 化物語」(銀座)

総合48点
演出55点・スペック45点・出玉性能50点・ゲーム性40点・ファン満足度50点
■ポジティブ意見
・初代の演出がほぼそのまま再現されている
・「解呪ノ儀」や「倍倍チャンス」といった、初代で人気だったシステムがほぼそのまま再現されている
・倍倍チャンスで大量上乗せを取った時の爽快感は健在
・物語シリーズの楽曲を聴きながら打てる点や、新規カットを含めた映像美に一定の評価
・上位ATなどスマスロならではの出玉性能が評価
■ネガティブ意見
・弱チェリーやスイカが仕事をしにくく中々CZに入らない、入っても成功率が低く感じられる
・初当たりを引いても枚数が少ないと、AT駆け抜けの多さが指摘
・初代再現と言えば聞こえが良いが「新鮮味がない」と感じるユーザーもいる
・スマスロ特有のコイン持ちの悪さと、天井までの投資額に対しての期待枚数が合っていない
ATは「倍倍チャンス」の大量上乗せには評価がみられるものの、駆け抜けが多く出玉バランスに疑問を感じるユーザーが多い。特にスマスロになり上位ATも追加されただけに出玉バランスが歪になり、当時の出玉バランスを求めていた層からは否定的な意見が多い。スマスロ化で上位ATも追加されたとなればその辺りを懸念していたユーザーも多いと思うが、現状はその期待を良い意味で裏切れていないといえそうだ。個人的には、5号機時代より「倍倍チャンス」による大量上乗せ頻度が少なくなっているように感じるのが一番致命的に思える。
3位「スマスロ 銀河英雄伝説 Die Neue These」(コナミアミューズメント)

総合38点
演出45点・スペック35点・出玉性能40点・ゲーム性30点・ファン満足度40点
■ポジティブ意見
・かつてのパチスロ「銀河英雄伝説」を彷彿とさせる「7揃いが連打する」特化ゾーン(GSC)に入った時のイケイケ感が評価
・上位STに入れた際の出玉期待感は高く、「上位に入れればなんとかなる」と評価
・演出は「標準的だが悪くない」「ファンなら楽しめる」
■ネガティブ意見
・STが単調で面白みに欠ける
・ST中の駆け引きが薄く、一方通行な演出で自力感が弱い
・「STタイプが好きで色々打ってきたが、これは退屈」と、他機種と比較して演出の熱さが足りないという指摘
・下位STはボーナスを引いても上乗せ性能が弱く「駆け抜けが多い」という不満も
・CZの突破契機が「小役を引くだけ」といったシンプルなものが多く、「デキレ感が強い」「熱くなれるポイントが分かりにくい」という声
・演出バランスが悪すぎる
全体としては、STのゲーム性に対する評価が賛否の分かれ目となっており、上位STやGSCに入った時の爆発力・爽快感はあるものの、そこに至るまでの通常STや通常時のプロセスが「退屈」「単調」と評価されており、リピート遊技に課題が多そうか。特にSTが他機種と比較して見劣りすると感じるユーザーが多いのは致命的といえる。STのゲーム性自体がここまで酷評されているのは少し珍しい。
※「AIレビュー」とは、その機種におけるネット上の評価・コメントを拾い集めて点数化したもの。ポジティブな声が多ければ点数は高くなり、逆にネガティブな声が多ければ低くなる傾向になっています。あくまでも忖度無しのユーザーの声が点数に反映されますから、「点数が高い=ユーザーの評判が良い」「点数が低い=ユーザーの評判が悪い」と思ってください。「演出」「スペック」「出玉性能」「ゲーム性」「ファン満足度」の各5項目100点満点で採点し、最終的に総合点も100点満点で採点しています。
©西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト
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©田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会 ©Konami Amusement
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