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ユニバーサルエンターテインメントは11月13日、2025年12月期第3四半期決算を発表した。それによると売上高は925億7200万円(前年同期比プラス0.2%)、営業損失は2億8000万円(前年同期は4億2300万円の営業利益)、経常損失は171億3100万円(前年同期は119億7400万円の経常損失)、純損失は106億4900万円(前年同期は194億6100万円の純損失)となった。
遊技機事業は、売上高414億2000万円(前年同期比プラス34.6%)、営業利益78億3200万円(同プラス95.5%)と増収増益を達成。期中は、パチスロ機では「アレックス ブライト」「スマスロ/SLOTドルアーガの塔」、パチンコ機では「Pハネモノ ファミリースタジアム」「eシャーマンキング」の新規タイトルに加え、既存機種の増産販売も進めた。販売台数はパチスロ機が1万4573台(前年同四半期は1万1988台)、パチンコ機が1万3715台(前年同四半期は9647台)とそれぞれ前年同期より増加した。
一方、統合型リゾート(IR)事業は、売上高506億1900万円(前年同期比マイナス16.9%)、営業損失30億700万円(前年同期は19億9600万円の営業利益)となった。統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」は前年同期を下回り、ゲーミング市場全体の落ち込みに加えて悪天候による来客数減も影響し、VIP及びマスマーケットともに減収となった。
また同日、通期連結業績予想の修正も発表。型式試験の適合率低迷等により発売スケジュールを変更し、本年度の販売台数が計画(13万台)を下回る見込みとなったことなどから、売上高1240億円(前回予想値からの増減額マイナス260億円)、営業利益5000万円(同マイナス159億5000万円)、経常損失210億円(同マイナス220億円)、当期純損失140億円(同マイナス148億円)とした。
