MIRAIが設立5周年祝賀会を盛大に開催 未来への決意を新たに

MIRAI設立5周年祝賀会

一般社団法人MIRAIぱちんこ産業連盟(MIRAI)は11月12日、東京都台東区の中華料理店「東天紅 上野本店」にて、設立5周年を記念した祝賀会を開催した。当日は約220名が出席し、節目の年を盛大に祝った。

挨拶に立った金光淳用代表理事は、活動の歩みを振り返りつつ関係各所への感謝を表明。また、業界の懸案であるファン層拡大について「徐々に成果が見え始めてきたものの、まだ回復は十分ではない」とし、次の5年間をより良い業界につなげる時間と位置づけ、決意を新たにした。

来賓として登壇した警察庁生活安全局保安課の保坂啓介課長は、コロナ禍で発足したMIRAIが、変化の大きい社会環境の中で山積する課題に真摯に向き合い、業界の健全化に貢献してきた点を評価。特に広告宣伝ガイドラインの拡充について「行政として心強く感じている」と述べ、業界の自主的な取り組みの重要性を強調した。

あわせて、今年はギャンブル等依存症対策推進基本計画の更新やギャンブル等依存症対策基本法の改正、オンラインカジノ対策の強化など、依存症対策が一段と注目を集めた一年であったことにも触れ、「今後も変更された基本計画に沿って取り組みを進めてほしい」と期待を寄せた。

また業界団体からは、阿部恭久理事長(全日遊連)、西村拓郎会長(日遊協)、榎本善紀理事長(日工組)が祝辞を寄せた。阿部理事長は、初心者向けのお試し遊技要領の検討など、MIRAIの裾野拡大の取り組みを高く評価。西村会長は「MIRAIは私が会長職に就いた同時期に旗揚げした団体。未来に続く産業づくりをともに目指していこう」と呼び掛けた。榎本理事長は「新しい遊技機の開発・提供を通じて産業を盛り上げていきたい」とメーカーとしての抱負を語った。

なお、5周年を記念して新たに制作されたMIRAIの「徽章(きしょう)」もお披露目された。MIRAIの掲げる5つのビジョンを連ねて、「M」を構成するメダルが組織の団結を表している。

-業界ニュース
-