ATとAタイプに二分化されている昨今のパチスロ市場、BT機による幅の広がりに期待したい【寄稿コラム】

日工組と日電協はボーナストリガー(BT)機の詳細を発表した。特徴はボーナス終了後にボーナス確率が大幅に上昇する点だ。この仕組みにより従来のAタイプにはなかったボーナスの連続性が生まれ、新たな楽しみを提供できるようになるそう。

想定されるスペックとして5例が紹介された。なかなか理解するには難しいかもしれないがAタイプとAT機の中間に位置する遊技機として期待されている。

今のパチスロ市場はATとAタイプに二分化されているため、ファンの流入が減少しつつあった。4号機時代においては、それこそAタイプだけでなく確変機やストック機、AT機やART機など様々な遊技機がファンを分厚く確保していたもの。そのような活性化した市場になるトリガーとしてBT機には頑張って欲しい。

特に新たな仕様は、今より多様なユーザー層に訴求できる新たな選択肢となり得るように思った。例えば今のAT機は20時から遊ぶには厳しい。いきおいAタイプでしか遊べない。しかしBT機であれば会社帰りのサラリーマン層が短時間で遊べる。それこそ昔のストック機のような遊びを提供してくれるのではないだろうか。

6月には複数のメーカーから市場投入予定とのこと。期待したい。

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